【レビュー】ハンターカブの良さは
できるだけ長く乗ると身に染みる
今回はCT125・ハンターカブで思う存分色々な所に行きました! このハンターカブ、意外とシート高が800mmで高いんです。足元は両足ツンツンで、センタースタンドを下すのには一苦労しました……。背が低い人へのコツとして、シートの前の部分に下がったスペースがあるので、停車時はこのスペースにお尻をずらすと車体を安定して支える事ができますよ。
また、カブの特徴なのですが、マニュアルのバイクと違ってクラッチレバーがないこと、シフトペダルが特殊でつま先で踏むとシフトアップ、かかと部分で踏むとシフトダウンする仕組みになっており、通常のマニュアルバイクを普段乗っている人だと、操作感が逆になっているような感覚に陥るんです。この独特な操作の違いになれるのに少し時間がかかりました。また、シフト操作も少し違って、ハンターカブの場合1→2→3→4→Nとなっており、停車時には1速からNに、Nから1速にすることも可能になっています。
通常のマニュアルバイクだと1→N→2→3→4→5→6となっており、6速に入っていた場合は6→5→4→3→2→Nというように段階を踏んでシフトを落とさないといけません。
マニュアルバイクに慣れているよ! という方は気が緩むと「あれ? 今何速だっけ!?」とわからなくなってしまうので注意が必要だと感じました。純正のハンターカブでシフトインジケータ―(何速に入っているかが分かるもの)が付いてるといいなぁ。
また、クラッチレバーがないと半クラッチができないので、1速のエンジンブレーキでの調整ができず、操作感が少し難しいと思いました。マニュアルバイクから少し乗っただけでは、懸念されてしまう方がいるというのも少し納得です。しかーーーし、今回のロケでは3日間かけて沢山の道のりをハンターカブで走ったのですが、この問題、慣れしまえば逆にとっても楽なんです。
やはり、カブ系のバイクは沢山乗ること、これが重要なのだと声を大にして皆々様に訴えかけたい! そう思いました。慣れですよー! 慣れ!! 慣れちまえばこっちのもんです。
また、ガソリンの給油ですが、ハンターカブはちょっと特殊だったので給油までの流れをご紹介。
先ほども慣れと言いましたが、慣れてしまえば、どんな条件の道でも非常に乗りやすいと思いました。ワインディング、街中、砂利の駐車場、雨が降って濡れている路面、どれをとっても運転がとってもしやすかったです。
旅の途中、雨、霧、夜、峠という最悪な状況下での運転がありましたが、ハンターカブじゃなかったら結構運転がきつかったなと思います。本当にハンターカブのロケの時で良かったなと、しみじみ……。
最後に、今回の旅をつづった動画もあるので、よろしければ見てくださいね! またハンターになりたいなぁ~。