4K&ウルトラワイドにも対応!Steam版『モンスターハンターライズ』体験版をプレイ、フレームレートもチェック

2021年10月20日 13時00分更新

文● 梶井工太郎 編集●ジサトラハッチ

PCゲーマー待望のSteam版『モンスターハンターライズ』の体験版が配信開始

 2022年1月13日リリース予定のSteam版『モンスターハンターライズ』の体験版が、先日2021年10月14日、Steam(https://store.steampowered.com/app/1446780/MONSTER_HUNTER_RISE/)にて配信された。

 本作はNintendo Switch向けに配信された体験版と同一の内容を、4K解像度対応、高フレームレート対応等のグラフィックスオプションの他、ボイスチャット機能、キーボード&マウスでの操作にも対応するなど、PC向けに最適化された内容となっている。

 今回は、体験版のプレイレポート、最後に筆者のPC環境におけるフレームレートの検証結果をお届けする。

『モンスターハンターライズ』では和風な雰囲気の『カムラの里』が舞台となる

体験版では、基本的な操作方法や新アクションの基礎を学べる2種の訓練クエストと、初心者向けから熟練者向けまで3種の討伐クエストをプレイできる

まずは訓練で今作から実装された新アクションの基礎を学ぶ

 すでにNintendo Switch版でプレイしているプレイヤーには必要ないかもしれないが、この体験版で初めて『モンスターハンターライズ』をプレイするならば、まずは訓練クエストで新アクションの基礎を覚えたい。

基礎訓練クエストでは、今作から実装された新要素『翔蟲(かけりむし)』による新たなアクションの他、さまざまな効果を得られる環境生物についての知識が学べる

ワイヤーアクションのような操作感で移動できる『翔蟲』

操竜訓練クエストでは、新アクション『操竜(そうりゅう)』の基本的な操作を覚えよう

モンスターを操っての移動や攻撃、緊急回避の他、突進で壁にぶつけてダウンを奪うことも出来る

 特に操竜は、操竜待機状態への仕方から操竜中の操作方法までしっかりと覚えておきたい。過去作にあったモンスターへの「乗り」とは異なり、操竜状態のモンスターは、壁に突進させてダウンを狙える他、制限時間中モンスターを操って攻撃を繰り出せる。乱入してきた大型モンスターを操竜状態にできれば、ターゲットに大ダメージを与えるチャンスとなる。

体験版でもー狩り行こうぜ!

 訓練でひと通りのチュートリアルを終わらせたら、早速狩りに出てみよう。体験版で遊べるフィールドは『大社跡』のみとなっているが、視界の狭い山道や、ひらけた水辺、大きく高低差のある滝の断崖など、バリエーション豊かな地形が用意されている。 翔蟲を使用したアクションで崖を登ったりも出来るので、色々試してみてはいかがだろうか。

 討伐クエストで選べるのは、初心者向けの『オサイズチ』、上級者向けの『タマミツネ』、そして熟練者向けの『マガイマガド』の3種。特に熟練者向けの『マガイマガド』は難易度の高いものとなっているので、ぜひフレンドと一緒に挑んでみたい。体験版でも、もちろんオンラインでのマルチプレイが遊べるが、PCとNintendo Switch間でのクロスプレイには対応していないので注意。

さまざまな効果を得られる環境生物たちを上手く活用したい

翔蟲アクションで高い崖も飛び越えていく

眼と眼が合えば争いが始まる野生の本能。モンスター同士の争いも、高解像度、高フレームレートで眺めよう

討伐クエストで新アクション『操竜』をお試し。タマミツネ討伐中に乱入してきたリオレイアを操って攻撃だ!

ロビーを作成してフレンドと一緒に狩りに出よう!

フレームレートを検証する

 製品版がリリースされればゲーム内では高難易度なクエストも多く実装されることになるが、シビアな反応を求められるハンティングアクションをPCでプレイするに当たり、気になるのはやはりフレームレートだろう。

 ちなみに、参考までにではあるが、以下筆者環境で、デフォルトのグラフィック「中」設定と、「高」設定それぞれでの平均・最大・最小フレームレートを検証してみた。

【検証環境】
CPU インテル「Core i7-9700K」(8コア/8スレッド、最大4.7GHz)
ビデオカード NVIDIA「GeForce RTX 2070」(GDDR6 8GB)
メモリー 32GB
ディスプレー解像度 3440×1440ドット
OS Windows 10 Home(64ビット)

 計測には『CapFrameX』を使用し、タマミツネ討伐クエスト中の180秒間のフレームレートを計測したところ、それぞれ以下の結果となった。

 本作の推奨環境は、CPUが4コア/4スレッドのインテル「Core i5-4460」、ビデオカードがNVIDIA「GeForce GTX 1060」(VRAM 3GB)と、一昔前のコスパの良いCPUに、ミドルクラスのビデオカードとなっている。そのため、決して最新とは言えない筆者のプレイ環境でも、十分快適に遊べるということが分かった。Steam版の購入を考えている方は参考にしてみてはいかがだろうか。

アスペクト比21:9のウルトラワイドディスプレーにもフルスクリーンで迫力いっぱいに表示できる

【ゲーム情報】

タイトル:モンスターハンターライズ
ジャンル:ハンティングアクション
配信:カプコン
プラットフォーム:PC(Steam)
発売日:2022年1月13日予定
価格:
 通常版:5990円
 デラックスエディション:7041円
プレイ人数:1人(通信プレイ時:最大4人)
CERO:C(15才以上対象)

※PC(Steam)版にはNintendo Switch版と同じゲーム内容が収録されています。
※Nintendo Switch版にあるamiibo機能や特典についてはPC(Steam)版にはございません。
※他機種版とのクロスプレイ・クロスセーブは非対応となります。
※画面写真は開発中のものです。
※Nintendo Switch・amiiboは任天堂の商標です。
※本リリース内容は日本国内向けの情報です。

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