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あのクルマに乗りたい! 話題のクルマ試乗レポ 第159回

ゆみちぃのMINIミニ大作戦

サイズもパワーもちょうどいいコンパクトさが「MINI Cooper 3Door」の魅力!

2021年10月17日 15時00分更新

文● 栗原祥光(@yosh_kurihara) モデル●寺坂ユミ(@129Ym_afilia)編集●ASCII

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オシャレだけどBMWらしい無骨さも
車内空間はMINIらしい個性的なもの

運転席で笑顔のゆみちぃ部長

MINIらしい室内空間

運転席の様子

運転席の様子

ハンドルまわりの様子

シフトレバーはスティック式

 今度は運転席をチェック。今まで体験したMINIと同一のインパネ周りです。「ハンドルがちょっと太めなんですね。シートが電動じゃないんだ。メーター類がステアリングコラムについているんですね」とゆみちぃ部長は次々にチェックしていきます。基本的にMINIの室内空間がお気に入りで、ファブリックのシートも、2トーンの室内に◎。カジュアルな雰囲気が気に入られたようです。

USB端子

 USB端子はType-Aのほか、Type-Cも用意。輸入車では数年前あたりからType-Cを搭載する車種が増えてきました。ですが日本車はいまだタイプAが主流。とはいえヨーロッパではスマートフォンはType-Cを標準とするという話が出てきていますので、今後はこちらにシフトすることでしょう。

エンジンフードを開けたところ

エンジンは横置きで配置

 エンジンは1.3リットルの直3ターボ。最高出力は136馬力、最大トルクは220N・mと、必要にして十分なスペック。「このクルマ、馬が306頭もいませんよね」と、部員Kに対して疑惑の目を向けますが、JCW Clubmanと比べ馬は170頭少ないので、ご安心ください。

エンジンパワーはサイズと合っていてちょうどいい

ステアリングを握って笑顔のゆみちぃ部長

 それではゆみちぃ部長にステアリングを託しましょう。初めてMINIに触れた時「こんなにハンドルが重たいんですか?」と驚いていたゆみちぃ部長。ですが慣れたようで「ハンドルは軽いですね」と言うではありませんか。いや、JCWシリーズほどではありませんが、普通に重たいです。

MINI Cooper 3Door

 乗り味は安定感のある、しっかりしたもの。荒れた路面では衝撃を覚えるものの、振動の収束が早いので不快感は少ない様子です。「ちょっと硬質ですけれど、JCWに比べれば柔らかいですね」というのがゆみちぃ部長の弁。だんだん通になってきましたね。

走りを楽しむゆみちぃ部長

 さて気になるのはエンジンの違い。「私はこれ位でちょうどいいかな」というゆみちぃ部長に対し、ゆみちぃ部長にトラウマを植え付けたJCW大好き部員Sは「もう少しあるといいなぁ」との評価。部員Kはパワー云々より、直3ターボの振動が気になりました。直4ターボのJCWやクーパーSに触れた後だと、特にアイドリングストップからの復帰時に「結構振動するなぁ」と感じた次第。クルマに限らずですが、人間は上を知っちゃうと戻れないというか、知らない方が幸せだと改めて感じました。

運転中のゆみちぃ部長

 馬の頭数が少ないことに安心したのか、ゆみちぃ部長は終始満面の笑み。意のままにMINI Cooper 3Doorを操ります。それにしても、本当に運転が上手になっているなぁと部員たちは感心しきりです。

MINI Cooper 3Doorのクルーズコントロールボタン

 折角なので、高速道路も巡行してもらいましょう。ゆみちぃ部長的にクルマが欲しい最大の理由は遠出をするためで、MINIの高速道路巡行に興味があったのだとか。MINIはアクティブ・ クルーズ・コントロール(前走車追従式クルーズコントロール)を搭載しているので、長距離ドライブもラクラク。車線監視によるステアリング支援機能は搭載されていないのは残念ですが、前走車追従式クルーズコントロールは本当にラクです。ですが、その機能があることなど伝えず、まずはご自身でアクセルコントロールしてもらいました。

高速道路を走行するゆみちぃ部長

 「実はクルマが高速道路で跳ねたりするんじゃないかな、と思っていたんですよ」と予測していたゆみちぃ部長。ですが実際は「安心感が凄いですね。地面にピタリと付いている感じ。これはラクですね!」と納得の笑顔。「高速道路で大きなトラックが横を走る時がありますよね。その時っていつも緊張と恐怖でドキドキするんですよ。でもMINIは、ほかのクルマに比べてドキドキ感が少ないように思います」だそう。

進路変更をするゆみちぃ部長

MINI Cooper 3Doorと、このクルマが気に入ったゆみちぃ部長

 MINIに憧れを抱くゆみちぃ部長に、このMINI Cooper 3Doorはどのように映ったのでしょう?「後席は乗り降りしづらいですが、大きさと扱いやすさでフレンドリーに思いました」「安心感のある乗り心地だし、何より運転していて楽しい」とご満足のよう。

アフィリアの10期メンバー。左から渚カオリ、葉山カナ、寺坂ユミ(純情のアフィリア ワンマンライブ 魔法陣と水の妖精 ~Magic Circle and Siren of Water fairy 2021 ワンマンツアーにて撮影)

 「アフィリアの10期メンバー(渚カオリ、葉山カナ、寺坂ユミ)でドライブに行くのに、ちょうどいいクルマかも。カナを後ろに乗せて、カオリは助手席かな。荷物もこれくらいあれば3人分は入りますね」とMINI Cooper 3Doorを前に笑顔で夢を語るゆみちぃ部長。クルマを選びながら、素敵なカーライフに想いをはせていました。次は何に乗りましょうか。次回もお楽しみに。

ステージで歌う寺坂ユミ(本業)

 そんなゆみちぃ部長が歌って踊る「純情のアフィリア ワンマンライブ 魔法陣と水の妖精 ~Magic Circle and Siren of Water fairy 2021 ワンマンツアー」が現在開催中。詳しくは下記の純情のアフィリア公式ウェブサイトでご確認ください。

■関連サイト

寺坂ユミ(てらさかゆみ)プロフィール

 1月29日愛知県名古屋市生まれ。趣味は映画鑑賞。志倉千代丸と桃井はるこがプロデュースする学院型ガールズ・ボーカルユニット「純情のアフィリア」に10期生として加入。また「カードファイト!! ヴァンガード」の大規模大会におけるアシスタント「VANGIRLS」としても活躍する。運転免許取得してから上京後は一切運転していないが、最近は自動車にも興味を抱く。こだわりが強く興味を抱くとのめりこむタイプであることから、当連載でペーパードライバー脱出を目指しながら、お気に入りの1台を探す予定。

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