モトコンポには注意書きのステッカーが貼られています
塗り直すならミリタリー風にしようと思い、米軍払い下げのスプレー塗料でサンドにリペイントしたモトコンポ。わりとイメージした通りの色合いになったので満足は満足なんですが、でもちょっと物足りない。
というのも、もともとモトコンポはちょっとミリタリーテイストなところがあって、あちこちに注意書きや使用方法を示したマーキングのステッカーが貼られていたんですよね。でもそれが一切ないので、なんだかツルッとした感じになってしまいました。これはなんとかしたいところです。
純正のステッカーは廃盤になっていて、ウチのに貼られていたのも非純正のリプロ品。剥がして再利用してもよかったんですけど、白文字だとサンドカラーに合わないんですよね。パッと見じゃ読めなくて注意書きの意味をなさないし、それにどうせならもっとハンヴィーのような軍用車っぽくしたい。
というわけで、オリジナルのステッカーを作ることにしました。
トップカウルには3種類のステッカー
ステッカーはもう剥がしてしまったので、まずはどこにどんなステッカーが貼られているかを、もう1セット買ってある中古カウルでチェックします。
純正の赤も好きなので、着せ替え感覚で時々交換しようと思って買ったカウルです。塗装がダメになっているしステッカーも傷だらけのため、これもいずれはリペイントするつもりなんですが、それはさておき各部のステッカーを見ていきましょう。
トップカウルには3種類のステッカーが貼られています。
車体をパッと見て一番目立つのはなんといってもMOTOCOMPOのロゴです。
1文字が3×3のドットで描かれていてちょっとデジタルみのあるデザインが可愛くてめっちゃ好き。ただ、ミリタリーっぽさはありません。フロントにあるHONDAのロゴもそう。軍用車は社名を入れたりしないですからね。この2つは違うものに変えたいと思います。
リア部分には「横倒しにする時は左側を上にしてね」という注意書きが貼られています。普通のバイクは横に倒すとガソリンが漏れたりするんですが、モトコンポはシティに搭載することを前提として開発されたバイクで、立てた状態だけでなく、後席シートを倒して横倒しで固定することもできるように設計されているので大丈夫。
ただ、その時に右を上にするとオイルやバッテリー液が漏れ出る可能性があるので、左側を上にするようにという注意が書かれているのです。
このステッカーはあってもいいんだけど、これは水が入ったグラスなのかな。「こぼれなーい」みたいなイラストがミリタリーとは正反対なので、何か別の感じにしたいところです。ここは文字よりは矢印がメインだろうから、切り抜きじゃなくて普通のステッカーがいいかもしれません。
サイドには左右で8枚のステッカー
サイドカウルのステッカーは左右で4種類8枚。
種類に対して枚数が多いのは、複数枚貼られているものがあるため。4ヵ所にある「CARRYING POINT」のステッカーがそれです。
これが貼られている場所はフレームが露出していて、モトコンポを持ち上げる時に掴んだり、固定する時に固定ベルトをかけたりするのに使います。前後左右4ヵ所にあるのでステッカーも4枚になります。
「ON←→OFF」となっているのは燃料コック。普通のバイクでは小さくて目立たないコックがタンク下にあることが多いんですが、モトコンポのコックは直径4.5cmもあります。横倒しにする時にはOFFにしなくてはいけないので、目立つようにしているのかもしれません。
「STEP」はステップの格納場所です。モトコンポはシティのトランクに収まるように、ハンドルが折り畳んでシートを車体に格納できるようになっています。そしてステップも出っ張っていて邪魔になるので、タンデムステップのように折り畳んだままにしておけます。左右なので2枚あります。
燃料コックのステッカーは左のカウルだけにありますが、右側だけにあるのが「WARNING! EXHAUST MUFFLER」のステッカー。この内側にマフラーがあって熱くなるから注意してください、ということだと思います。
これは結構重要で、マフラーを高性能な物に換えたりするとこの部分が熱くなり過ぎ、カウルが変形するなんていうことも。ウチのはノーマルマフラーだし、内側に耐熱シートのような物が貼られているので問題はなさそうです。この耐熱シートはもうひとつのカウルにはなかったので、純正ではなく誰かが貼ったのかもしれません。
リアにも1枚ステッカーが
リアカウルにも1枚貼られています。
子どもの頃に映画のタイトルとして知った単語、UNTOUCHABLE!です。
最初はここが熱くなったりするものなのかな? と思ったりしたんですが、たぶんこの部分が薄いのでここを持つと割れる可能性があるから触らせたくないってことですよね。底面がギザギザなのも、痛くて持てないようになっているんじゃないかなと思います。
以上が元々カウルに貼られていたステッカーなんですが、全体的にデザイン的な意味合いが強いのかなと思います。色はやっぱり黒がいいかな。艶消し黒。
それと、透明なフィルムに印刷するんじゃなくて、文字は文字だけが切り抜かれてるタイプにしたい。上下の注意書きや、触っちゃいけない場所などは普通のステッカーで。
ただ、色は迷うところです。ハンヴィー車内の注意書きは赤や黄色が使われているんですけど、それはあくまでも車内用なんですよね。車外の注意書きは基本的に黒なので、どうしようかなと。
マフラーのところやリアの部分なんかも黒の切り抜き文字じゃなくて、色付きのステッカーもいいかなと思ったりして。まあ両方作ってみるのがいいのかな。
この連載の記事
-
最終回
デジタル
本物の元素を1cm角キューブにした”標本セット”を買いました -
第352回
デジタル
全9種類! ミリタリー風「蚊取り線香」ホルダーでどんな線香が使えるのか試してみました -
第351回
デジタル
ミリタリーテイスト満点の「蚊取り線香」ホルダー、こんなモノまでタクティカル! -
第350回
デジタル
「スキンヘッド専用シェーバー」は今年買ってよかったもの大賞、金賞候補です -
第349回
デジタル
スキンヘッド専用シェーバーで頭ツルツル -
第348回
デジタル
靴底補修剤でカカトに空いた穴を直してみました -
第347回
デジタル
ダイヤルを回すだけでフィットするシューズ「DICTATOR」を衝動買い! -
第346回
デジタル
ハンヴィーのシート交換で若干のトラブルが! -
第345回
デジタル
未使用新品&中古美品のハンヴィー用シートをまとめ買い! -
第344回
デジタル
Beatsのヘッドホンが手放せなくなりました -
第343回
デジタル
そっぽを向いていたハンヴィーのタイヤが直りました! - この連載の一覧へ