事業に必要なファイルのライフサイクルを考慮している
レヴィ会長兼CEOは、テクノロジーの発展に伴い、コンテンツの運用管理も進化してきたとし、これまでの歴史を振り返る。
「1990年代にはPCが普及し、2000年代にはクライアントサーバーアーキテクチャー、2010年代にはモバイル革命が起き、それぞれの時代でコンテンツの運用管理も刷新されてきた。クラウド、モバイル、そしてDXの時代においては、場所を選ばずに仕事をする環境が整い、それにあわせたコンテンツ管理の刷新が必要である。それを実現するのが、Boxのクラウドコンテンツマネジメントである」とする。
Boxでは、作成、取得したコンテンツを、活用、共有、編集、保持、再利用、破棄、保存するといったコンテンツ全体に関わるプロセスをカバー。これをひとつのプラットフォームで賄っている業界唯一のサービスである点が特徴だ。
「ビジネスを進める上で、コンテンツの重要性が高まる一方で、課題となっているのがコンテンツ本来の価値が、サイロ化によって阻害されていることである。重要なコンテンツが、SharePointやOpentextなどのコンテンツ管理システム内に保存されたり、OneDriveやGoogle Driveなどの個人用ストレージや共有ツールでは、アクセスが困難なリポジトリにファイルが閉じこめられたりしている。
Microsoft TeamsやZoom、Slackなどは、コミュニケーションツールとしては優れているが、ここでもデータのサイロ化が起きている。そして、SalesforceやServiceNow、Adobeなどの基幹業務アプリは、コンテンツ管理をさらに複雑にしている。それぞれのコンテンツが重要な業務に関わっているが、互いに情報が共有できないというジレンマが生じ、結果としてコンテンツ本来の価値がサイロ化によって阻害されている。また、これは、脅威に対する脆弱性を生むことになり、業務は停滞し、ユーザーは頭を抱えることになる。多くの企業は、このような働き方を続けることはできないという状況に直面している」とする。
そして、「Boxであれば、ドキュメントやCADデータ、映像データをはじめ、業務に必要なすべての非構造化データを蓄積、管理、活用し、単一のセキュアなプラットフォームで、あらゆる企業のコンテンツジャーニーを管理することができる。クラウド上の単一のセキュアなプラットフォームで、コンテンツの全ライフサイクルを支援することができる。 Boxはクラウドコンテンツプラットフォームで業界をリードし、15年間に渡って、働き方の改革を支援してきた。コンテンツ管理はBoxに任せてほしい」と語る。
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