AI界は変われるか? グーグルを解雇された 研究者らの戦い
AIに大きな収益性があることに気づいた巨大テック企業は、豊富な資金力を背景にAI研究を支配し、社会的問題を解決するどころか悪化させてきた。しかし、こうした偏向を摘発し、人間に役立つAIを構築しようとする研究者たちにより、流れは少しずつ変わってきている。
新型コロナ研究所流出説、 研究者生命を賭けた ある科学者の闘い
新型コロナウイルスの起源をめぐって、中国の研究所からの流出の可能性を指摘したのは、米国の著名な研究機関で働く博士研究員(ポスドク)だった。当初は陰謀論と一蹴された主張は、彼女の粘り強い活動によって科学界のコンセンサスに変化をもたらしている。
ワクチンは効くのか?「デルタ株」の5つの疑問に答える
新型コロナワクチンの接種が進んでいるにもかかわらず、世界各国でデルタ株による感染の拡大が報告されている。厄介なデルタ株について現時点でわかっていることをまとめた。
洪水発生地域で人口急増、衛星画像から驚きの事実が判明
アリゾナ大学の研究者らは、2000年から2018年に世界で発生した900件の洪水被害の地図を作成した。人口が多く、リスクが大きい地域は、早急に対策を練る必要がある。
WHO、新型コロナワクチン追加接種の凍結を呼びかけ
新型コロナのデルタ株が世界中で猛威を振るう中、ワクチンの追加接種を開始したり、検討したりする国が増えている。だが、低所得国には、ワクチン接種をまだ1回も受けていない人々が大勢いるのが現状だ。
米国初、ニューヨーク市で屋内施設利用時のワクチン証明が義務化
ニューヨーク市は、各種屋内施設を利用する際には新型コロナワクチン接種証明を義務付けると発表した。9月13日以降、バーやレストラン、ジムなどを利用する際には、ワクチンを少なくとも1回接種した証明を提示する必要がある。
マウスの脳神経回路を3Dマップ化、プリンストン大らが公開
大脳皮質をリバースエンジニアリングして次世代AIの開発を目指す「MICrONS」プロジェクトが、マウスの脳内の神経のつながりを示す3Dマップを公開した。マウスの脳の構造は人間の脳と似ているため、知能の謎を解明するのに役立つかもしれない。
主張:テック業界はもっと女性の声を聞くべきだ
コンピューター業界において、女性の功績はこれまで不当に低く評価されてきた。女性は、話を聞いてもらえることより沈黙させられることがほとんどで、それは現在でも変わっていない。

この連載の記事
-
第359回
ビジネス
自宅に亀裂も、衛星データで永久凍土解析/中国発AIエージェント「Manus」開発者の素顔 -
第357回
ビジネス
新抽出技術でリチウム採掘の「つるはし」目指す/家もトラクターも自分で作る「文明のDIYキット」 -
第355回
ビジネス
世界最大の蓄熱電池が稼働/オープンAI「Atlas」が残念な理由 -
第354回
ビジネス
粘菌の「超能力」で都市インフラを設計/ニューラリンク元社長、「人工視覚」実用化 -
第353回
ビジネス
チャットGPTに深刻なカースト差別/ビル・ゲイツが気候に投資し続ける理由 -
第352回
ビジネス
ウィキペディアにAI汚染の波/MITTRが注目する世界の気候テック企業10社 -
第351回
ビジネス
チャットGPTといつの間にか親密関係に/なぜ「核融合」に資金が集まるのか -
第350回
ビジネス
米核融合ベンチャーが10億ドル契約/CDC元所長「1カ月電撃解任」の舞台裏 -
第349回
ビジネス
AIは動画をどう作れるようになったのか?/ゲノム生成時代の幕開け -
第348回
ビジネス
大企業が巨額を投資する「疑惑の森」の正体/進化した最新AIクローン技術 -
第347回
ビジネス
日本発・伝説のロボット玩具/インド「トリウムの夢」は花開くか - この連載の一覧へ








