このページの本文へ

先端テックニュースまとめ読み from MITテクノロジーレビュー 第312回

「世界を変える10大技術」から漏れた候補3つ/世界を驚かせたグーグルの「アストラ」

2024年12月16日 09時00分更新

文● MITテクノロジーレビュー編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

世界最先端のテクノロジー情報をお届けするグローバルメディア「MITテクノロジーレビュー」から、ビジネスに役立つ注目のテック企業の最新動向、イノベーションにつながる最新の研究内容をピックアップして紹介します。

2025年版「世界を変える10大技術」から漏れた候補3つ

MITテクノロジーレビューが来月発表する「世界を変える10大技術」。その選考過程で候補にあがりながら、選考から漏れた3つの技術を先行して紹介しよう。

≫ 続きはこちら

世界を驚かせたグーグルの「アストラ」、生成AIのキラーアプリとなるか

料理のレシピを読み取り、ワインを推薦し、時には謝罪も——。カメラに映る世界と会話できるグーグルの次世代AIアシスタント「アストラ(Astra)」は、生成AI時代の新しい可能性を予感させるものだ。MITテクノロジーレビューが非公開デモを体験。現時点の実力を探った。

≫ 続きはこちら

次の環境問題は宇宙から? 科学者たちが追う 人工衛星の「遺灰」の行方

大気圏で燃え尽きる人工衛星の数が急増している。2024年はすでに950基が再突入を果たし、新記録を更新。科学者たちは、金属の灰となって大気中を漂い続けるこれらの物質が及ぼす影響を調べている。

≫ 続きはこちら

微生物を食卓へ、排ガス回収企業が代替タンパク質に参入

工業排ガスからエタノールを生産するランザテックは、バイオリアクターで培養した微生物そのものをタンパク質として食料の主原料にすべく、異分野に参入する。環境負荷の高い畜産に代わる、新たな食料源となるか。

≫ 続きはこちら

ブルースカイで「なりすまし」相次ぐ、ユーザー急増で対策後手

新興ソーシャルメディア・プラットフォーム「ブルースカイ」で著名人になりすました詐欺アカウントが横行している。わずか数カ月で1000万人から2000万人以上に利用者が倍増し、本人確認の仕組みやモデレーション体制の整備が追いついていない。

≫ 続きはこちら

米中貿易戦争、新局面に 重要鉱物の対米禁輸を解説

中国政府は12月3日、半導体や電気自動車などに使われるガリウムなど複数の重要鉱物について、米国向け輸出を禁止すると発表した。米国による対中輸出規制の強化への報復措置で、世界の2大経済大国による貿易戦争が新たな段階に入った。その影響と予測される動きを解説する。

≫ 続きはこちら

「12日間の新製品まつり」に透けるオープンAIの焦り

オープンAIは、12日間連続で新製品を発表するオンライン・イベントを開催中だ。華やかな演出の裏には、急速に変化するAI業界の競争環境と、収益拡大を迫られる同社の切実な事情が透けて見える。

≫ 続きはこちら

「再野生化」の意味するもの ——新たな環境運動に問う

自然を「野生に戻す」再野生化運動が世界で広がっている。英国貴族から米国の保護団体まで、さまざまな主体が独自の手法で取り組むが、先住民の知恵や歴史的背景は置き去りにされがちだ。

≫ 続きはこちら

MITテクノロジーレビューからのお知らせ

本日12/16開催 イベント「再考ゲーミフィケーション」

MITテクノロジーレビューが6月に掲載した記事「世界を席巻した「ゲーミフィケーション」とは何だったのか?」は大きな反響を呼びました。本記事では、「ゲーミフィケーション」という考え方は、急速に拡大して社会に多くの影響を与えた反面、人々の行動を管理・誘導するという負の側面を持っているのではないかと指摘し、その効果にやや懐疑的な見方を示しています。一方でゲーミフィケーションは一過性の流行に終わらず、現在もビジネスや教育などで幅広く利用され、応用・浸透している側面もあります。現在、「ゲーミフィケーション」という考え方はどのように理解され、実際に利用されているのでしょうか。


今回のEmerging Technology Niteは、「ゲーミフィケーションの現在を知る」をテーマに、東京大学大学院情報学環の藤本徹准教授をお招きして開催します。ゲーム学習方法論と学習支援技術を専門に研究されている藤本准教授に、ゲーミフィケーションの基本的な概念の誕生から現在までを振り返り、課題と可能性、最新の事例まで解説いただきます。

≫ 詳細はこちら

カテゴリートップへ

この連載の記事

アスキー・ビジネスセレクション

ASCII.jp ビジネスヘッドライン

ピックアップ