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Riiiverが使いやすい!新スマートウォッチ「CITIZEN CONNECTED Eco-Drive W770」レビュー

2021年07月28日 09時00分更新

文● 山本 敦 編集●飯島恵里子/ASCII

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Riiiverアプリからユーザーが使いたいiiideaを「つくる」こともできる。従来は作成したiiideaをほかのユーザーが利用できるように「公開」することも可能だったが、仕様の見直しにより「非公開」のみとなった

RiiiverはIoTの世界につながるトビラ

 W770によるシチズンのIoTプラットフォーム「Riiiver」の使い方に踏み込もう。2019年以来、初のRiiiver対応スマートウォッチとして人気の「CITIZEN CONNECTED Eco-Drive W510(以下、W510)」とサービスの仕組みや“できること”はW770もほぼ一緒だが、操作方法が少し異なっている。

 その前にRiiiverとは何かについて、簡単に振り返っておこう。Riiiverに対応するスマートウォッチは、シチズンが独自に開発・運営するIoTプラットフォームのRiiiverとつながり、様々な「iiidea(アィイデア)」と呼ばれる、アプリのような役立つファンクションが使えるところに特徴がある。

 Riiiverアプリに組み込まれている「iiidea Store」には、iiideaを様々なサービスやデバイスにつなぐための「ピース」が沢山そろっている。このピースを自由に組み合わせれば、ユーザーがアプリ上でオリジナルのiiideaをつくることもできる。

ユーザーが自身で作成したiiideaには、スマホで撮影した写真など好みの画像ファイルが設定できる

 シチズンのスマートウォッチがあれば時計のボタン押し操作だけでなく、例えばRiiiverアプリでiiideaを作る時に、アクションを発動させる条件として気温や時間、ユーザーの位置情報などが設定できる。例えば「暑い日には帰宅する直前にエアコンをつけて部屋を涼しくしておく」といったスマートな使い方も、お手のものだ。

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