RiiiverはIoTの世界につながるトビラ
W770によるシチズンのIoTプラットフォーム「Riiiver」の使い方に踏み込もう。2019年以来、初のRiiiver対応スマートウォッチとして人気の「CITIZEN CONNECTED Eco-Drive W510(以下、W510)」とサービスの仕組みや“できること”はW770もほぼ一緒だが、操作方法が少し異なっている。
その前にRiiiverとは何かについて、簡単に振り返っておこう。Riiiverに対応するスマートウォッチは、シチズンが独自に開発・運営するIoTプラットフォームのRiiiverとつながり、様々な「iiidea(アィイデア)」と呼ばれる、アプリのような役立つファンクションが使えるところに特徴がある。
Riiiverアプリに組み込まれている「iiidea Store」には、iiideaを様々なサービスやデバイスにつなぐための「ピース」が沢山そろっている。このピースを自由に組み合わせれば、ユーザーがアプリ上でオリジナルのiiideaをつくることもできる。
シチズンのスマートウォッチがあれば時計のボタン押し操作だけでなく、例えばRiiiverアプリでiiideaを作る時に、アクションを発動させる条件として気温や時間、ユーザーの位置情報などが設定できる。例えば「暑い日には帰宅する直前にエアコンをつけて部屋を涼しくしておく」といったスマートな使い方も、お手のものだ。