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石川温のPCスマホニュース解説 第116回

アップル「iPadOS 15」かなり実用度の高いアップデート

2021年07月13日 09時00分更新

文● 石川温 編集● ASCII

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 7月1日、アップルは今秋に正式版の公開が予定されているiPhoneとiPad向けOSのパブリックベータ版を公開した。

 これまではアプリ開発者などに限定的に公開されていたが、パブリックベータ版により、誰もが試すことが可能となった。ただし、一般的に記事化などはNDA(秘密保持契約)にかかるため、今回は取材に基づく特別な許可のもと、iPadOS15を触ってみることにした。

ホーム画面がすっきり片づく

 まず、iPadOS 15ではホーム画面が改良された。自分の好きなところにウィジェットを配置できるようになり、Appライブラリも追加された。どちらもすでにiOS14で採用されているが、iPadOS  15に登場したことで、使い勝手が大きく進化したといえそうだ。

 これまでのiPadでは、アプリがたくさんインストールされていると、何ページもホーム画面をめくる必要があって面倒であった。しかし、Appライブラリの登場により、インストールされているアプリがすべて自動分類されるようになった。

 あまり使わないようなアプリはホーム画面上から削除してしまい、万が一、必要なときはAppライブラリから探し出す、もしくは検索で見つけて起動すればよくなった。

 iPadOS15では、一つのホーム画面を一気に非表示にするということも可能となった。まとめて、たくさんのアプリが並んでいるホーム画面を消してしまえるのだ。

 これまでだらしなく、多くのアプリが並び、何度もホーム画面をスクロールさせていた身からすると相当、スッキリとさせることができるというわけだ。

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