ワークアウト計測デバイスとしての使い勝手も及第点
ワークアウトのメニューは右下のボタンを押すと呼び出せる。メニューを選択して「GO」をタップすると、すぐに起動できるが、目標とする距離などを設定してから起動することも可能。なお、ランニングやウォーキングではGPSによる測位もできる。
ディスプレーが大きく明るいので、ワークアウト中の計測データは確認しやすい。表面がガラスなので、晴天時は反射するが、太陽の光が直接当らないようにすれば問題ない。ペースが大きく変わった時や、設定した目標に達した時などにはバイブでも知らせてくれる。スクリーンを右にスワイプすると、「終了」「一時停止」「ロック」を選択できる画面が表示。「ロック」はタッチ操作を無効にして、誤動作を防止できる機能で、右上のボタンの長押しで解除できる。
ワークアウトを終えると、距離、平均速度、消費カロリーといった運動の記録を確認でき、データは「Zepp」アプリにも同期される。ワークアウト機能の使い勝手は、他メーカーのスマートウォッチとほぼ同等で、これといって不足を感じることはないはず。これまでスマートウォッチやスマートバンドを使ったことがある人ならシンプルに使いこなせるだろう。