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【約24日間動作】スタイリッシュで軽量スマートウォッチ「Amazfit GTR 2e」レビュー

2021年07月02日 11時00分更新

文● 村元正剛(ゴーズ) 編集●飯島恵里子/ASCII

提供: Amazfit

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「Amazfit GTR 2e」価格2万800円

 「Amazfit」というブランドをご存知だろうか? Huami Technology(2021年3月にZepp Healthに社名変更)が2015年に設立したスマートデバイスのブランドで、スマートウォッチは2021年現在、90以上の国と地域で発売。世界市場における出荷台数シェアは4位になるまでの成長を遂げている。

 2021年春にリリースされた「Amazfit GTR 2e」は、ファッション性を重視しつつ、常時表示ディスプレーや血中酸素飽和度測定、PAI健康評価システムなど、最新トレンドを取り入れた充実したモデルだ。されど、価格は2万800円と、スペックのわりにはお手頃だ。その実力をチェックすべく、10日間ほど使ってみた。

シンプルながら素材や質感に妥協がない高品位な仕上がり

 Amazfit GTR 2eを腕に巻いて、最初に実感したのが軽さだ。円形のフェイスには1.39インチのAMOLED(有機ELディスプレー)を搭載し、標準的な使い方で24日間持つ大容量バッテリーを内蔵しているが、重さはわずか32g。これまでに腕時計を着ける習慣がなかった人でも気にならない重さだろう。

Amazfit GTR 2eの内容物一式

文字盤は円形で、厚さは10.8mm。薄型かつ大画面で、多くの人に好まれそうだ

 本体ケースにはアルミニウム合金を使用。アルマイト処理が施されているので、サラサラとした質感で汗などで変色する心配もないだろう。ケースの右側にリューズのようなボタンを2つ搭載。上のボタンを押すとメニューを表示でき、下のボタンは特定のアプリの起動に用いる。初期設定では「ワークアウト」のメニューが起動されるようになっており、筆者はそのまま使った。

右サイドに2つのボタンを搭載。回すボタンではなく、軽くカチッと押す仕様

 1.39インチのディスプレーの解像度は454×454ピクセル(326ppi)。強化ガラス指紋付着防止の真空コーディングが施された強化ガラスによって保護されている。AMOLEDは高コントラストで、メリハリが感じられる画質で表示される特徴を持つが、Amazfit GTR 2eのほとんどの画面は背景色が黒で、白い文字がくっきりと見やすく表示される。ほとんどの操作は画面のタップとスワイプで行うが、レスポンスも的確だ。

ディスプレーを保護するガラスは、エッジ部に2.5Dの湾曲加工が施されている。黒い背景に白い文字がくっきりと表示されるので見やすい

 背面には、Huamiが独自に開発した「BioTracker 2」という光学センサーを搭載。これにより心拍数の24時間モニタリングを実現。心拍数が異常に上昇したときに警告を発する機能も備えている。コロナの流行以降、従来にも増して需要が街ている血中酸素飽和度を測定するセンサーも搭載。自身の健康状態を客観的にチェックするために役立つ。

背面には「BioTracker 2」というHuami独自開発の心拍数センサーを搭載

血中酸素飽和度を測定する際は、水平の場所で画面を上向きにしてじっとしているようにというガイドが表示される

医療機器ではないので、あくまでも目安として参考にしたい。少し動いたり、向きを変えたりしただけで測定値に差が出たので、正しく測定する必要がありそうだ

 カラーバリエーションは、「スレートグレイ」「抹茶グリーン」「オプシディアン ブラック」の3色を用意。筆者が試用したのは抹茶グリーンだが、ストラップの色だけでなく、本体ケースの色も異なる。ストラップは22mm幅でシリコン製。カジュアルな印象なので、運動をするときにも適している。

カラバリは左から「スレートグレイ」「抹茶グリーン」「オプシディアン ブラック」の3色

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