ピント合わせに苦戦するものの、仕上がりには満足
筆者が代表的な初心者ユーザーのような感じだが、デジタル望遠鏡を入手して使ってみようと考えている人が一番知っておかないといけないことは、あくまで望遠鏡なので3m以内の近接する被写体は鮮明には見えないし、撮影してもピンボケになってしまうことだ。スペックには明確に撮影範囲は3m〜3000mと記されているが見逃しがちだ。
3000mの距離感覚は、上野の少し北に住む筆者の家のテラスから秋葉原の万世ビルあたりまでになるようだ。実際にテラスに三脚をセットして御徒町〜秋葉原辺りのオフィスビル群を最大倍率で見たところ、窓をとおして働いている人のシルエットはぼんやりと分かる感じだった。
今回は自宅の出窓に高さ約70mm少々のレジン製人形を置いて、約7メートル離れた食卓の上から撮影してみることにした。実際に撮影中の雰囲気もスナップしてみたが、さすがに50倍拡大の威力は凄い。しかし実際にピント合わせをしてみると、これがなかなか大変だ。
デジタル望遠鏡の上面にあるダイアルを回転させてピント合わせをするが、ほんの少しの回転でフォーカスポイントがずれてしまう。慣れるまではジャストピントの位置を行ったり来たりの繰り返しとなる。
実際にピントがきちんと合えば、当然のことだが、筆者のGalaxy Z Fold2 5G内蔵のカメラで撮影したデジタルズーム(10倍)の結果とは大きく違う品質だ。デジタル望遠鏡側Triggerであと4.2倍ほどデジタル拡大した最大拡大画像の画像もレジンの質感の感じられる雰囲気を保っていた。

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