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NETGEAR製品導入事例

新本社の10G基幹オフィスNWに「M4300」、住宅展示場のモデルハウスには「Orbi Pro」を採用

注文住宅のシアーズホームグループがネットギア製品を相次ぎ導入した理由

2021年04月06日 08時00分更新

文● 大塚昭彦/TECH.ASCII.jp

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「切れない無線LAN環境」を整備、コロナ以後は“全社員Zoom朝礼”も

 もうひとつ、新本社のオフィスネットワーク構築においては「切れない無線LAN環境」も重要な要件だったという。前述したとおり、社員に配布した業務用スマートフォンを使って本社ビルのどこにいてもWi-Fiがつながり、業務が進められる快適な環境が目標とされた。

 堀氏によると、それ以前の旧本社で導入していた他社製の無線LANアクセスポイントは、端末の同時接続台数が少なく、Wi-Fi接続が不安定だった。さらに、無線LANコントローラーによる集中管理ができない機種であり、アクセスポイントの稼働状況を知るためには1台ずつログインして確認するほかなかったという。

 「新本社のネットワークでは、こうした課題を解消して安定した無線LAN環境を用意したいと考えました。コストパフォーマンスを考えた結果、ここでもやはりネットギア製品だということになりました」(シアーズホームグループ 堀氏)

 新本社に導入したのは802.11ac(Wi-Fi 5)対応アクセスポイントのWAC740だ。各フロアには比較的高密度に設置されており、サーバー室にあるワイヤレスコントローラー「WC-9500」で一元管理している。アクセスポイントの設置位置については、カイエンエンタープライズからネットギアに依頼して、フロア図面を基にした机上サーベイを実施して決めたという。

社内のどこにいてもWi-Fiがつながるように、アクセスポイントはさまざまな場所に設置されている

 こうして強化された基幹ネットワーク、無線LAN環境は、2019年末の新本社稼働開始から日常的な業務を安定的に支えてきた。しかし、その力量が最も発揮されたのは、2020年春以降のコロナ禍の中でだという。

 「当社では毎朝、朝礼を実施しています。コロナ以前は各拠点のホールに集まっていましたが、コロナ以後は“密”を避けるため、社員が自分のPCから『Zoom』で参加する形に変わりました。お互いの顔が見えるように全社員がカメラをオンにして参加しますので、なかなかのトラフィック量になります。(2019年時点では)そんな事態は予想していませんでしたが、ネットワークを強化しておいたおかげで、こうした使い方も問題なくできています」(堀氏)

モデルハウスのNWには“見栄え”を損わない「Orbi Pro」を設置

 新本社のオフィスネットワークだけでなく、各展示場のネットワークでもネットギア製品が活躍している。その中心が、トライバンドメッシュWi-Fiルーターの「Orbi Pro」だ。

 「展示場のモデルハウスは“一般の住宅”としてお客様に見学していただくためのものです。そこに長いケーブルをはわせるのは見栄えが悪いですし、法人向けのアクセスポイントを設置するのも難しいです」(堀氏)

 Orbi Proならば、ルーターとサテライトの間を無線接続して、ネットワークケーブルの敷設なしで広いWi-Fiエリアをカバーすることができる。また、仮に来場客の目に触れる場所に設置したとしても、周囲の家具やインテリアとも違和感のないデザインだ。

展示場のモデルハウスや事務所に設置された「Orbi Pro」。来場客の目につく場所に設置しても違和感がない

 さらにコロナ禍以後、シアーズホームグループではオフィスの“密”を避けるために拠点の分散化を図っており、たとえば展示場でも工事・設計関連の従業員がデスクトップPCを持ち込み、CADなどの業務を行っているという。圓城寺氏は、このデスクトップPCを接続するうえでも、サテライトに有線LANポートを備えたOrbi Proがお勧めできたと語る。

 今後もネットワーク敷設が不要なOrbi Proのメリットを生かしていく方針だ。たとえば、旧本社にあるショールームにはまだ古い無線LAN設備が残っている。これをOrbi Proに置き換えることで、配線工数を抑えながらWi-Fiのスピードを改善するつもりだと、圓城寺氏は説明した。また、新たにオープンした展示場では、最新のWi-Fi 6に対応した「Orbi WiFi 6 Mini」を導入している。

最新の展示場ではWi-Fi 6対応の「Orbi Wifi 6 Mini」を採用

* * *

 カイエンエンタープライズはネットギアのパートナーとして、これまでも地元の病院や工場などでネットギア製品を導入してきた実績を持つ。一方で、シアーズホームグループがネットギア製品を導入するのは、今回が初めてだ。堀氏をはじめとするDX企画課メンバーは、導入前は“安かろう悪かろう”なのではないかと考えていた部分もあったが、「その考えは180度変わった」と口をそろえる。

 「以前(旧本社)のネットワークはブツブツと切れることが多かったのですが、新社屋でネットギア製品を導入してネットワーク環境はかなり改善されました。ネットギアへのイメージも変わりましたね」(柴田氏)

 自ら“ネットギアのファン”だと語るカイエンエンタープライズの圓城寺氏は、ネットギアが「ネットワーク専業ベンダー」である点が非常に重要であり、提案先の企業にも必ずその点を説明すると語った。

 「PC周辺機器の一部として、OEMのネットワーク製品を販売しているようなメーカーとはそこが違います。ネットギアはネットワークを知り尽くして設計、開発していますから、安くて良い製品が出せるし、“エンジニアのかゆいところに手が届く”機能も備えています。ここは強調したいですね」(圓城寺氏)

(提供:ネットギア)

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