警察や自治体、ユーザーが着信拒否した迷惑電話番号を
全トビラフォンユーザーに自動的にダウンロード共有
さて肝心の電話番号データベースの説明を簡単にしておこう。電話番号データベースには、犯罪に使用された危険な電話番号情報などを警察や自治体などから収集し、データベースに反映している。また迷惑電話フィルタ製品を使うユーザーから自動的にアップロードされた”着信拒否”された迷惑電話番号など”ブラックリスト”を解析し共有することもしている。
迷惑電話フィルタ製品には、筆者が購入した固定電話用のトビラフォン以外に、企業向けのビジネス用商品やキャリアや家電メーカーにOEM提供されているもの、スマホアプリ形式のモノまで多岐にわたっている。
現在のところトビラフォン契約者全体で、約3万件以上の迷惑電話番号が登録されているようだ。一方、公的機関や法人など、一般に公開されている公的機関や法人の電話番号は、”ホワイトリスト”として登録済だ。これらの電話番号データベースは日々更新され、トビラフォンを常に最新の状態に保つと同時に、全トビラフォンユーザーの迷惑電話フィルタに自動的にダウンロード共有されて、強力な迷惑電話ブロック装置として機能するのだ。
もちろん、ユーザーの総意でブラックリスト認定され、デフォルトで着信拒否設定の電話番号であっても、ユーザー個人の判断でホワイトリスト(着信許可)に変更も可能だ。基本的に着信電話番号は、着信時にLED発光部が緑に光るユーザーによる許可電話番号、黄色く光る公衆電話や迷惑電話リストに登録のない電話番号。そして、非通知、表示県外、拒否登録、迷惑電話番号に登録された電話番号からの着信は赤く光る。
トビラフォンの素晴らしいところは99%以上の人は何もしなくても、ただ迷惑電話フィルタボックスを取説通りに正しくつないで電源を入れて設置するだけで、迷惑電話をかけてきた相手には呼び出し音は聞こえるが、受信側(トビラフォンを付けた電話機)では着信音はまったく鳴らないことだ。
迷惑電話フィルタボックスを設置したユーザーは、登録さえすれば、本体の液晶画面を見ることなく、毎日の着信回数と着信通話回数、着信拒否回数のレポートをメールで受け取ることができる。またブラウザで”迷惑電話フィルタサービス”サイトにアクセスすることで、着信履歴一覧をチェックすることができる。これは遠隔に住む高齢の家族の見守りとしても極めて有効だ。
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