1995年にスタートした”パーソナルハンディフォーン”(PHS)は、ランニングコストが当時の携帯電話より安かったこともあり、当時の女子高生達を中心に市場が急拡大した。そして今年の1月31日で25年にわたるPHS史に幕を閉じた。当時の女子高生も今や立派なアラフォー世代だ。
筆者も2005年から数年間、PHSデバイスの提供側の人間としてお世話になった思い入れ深い携帯型電話機だった。そんなPHS電波を使用する旧ウィルコムの”迷惑電話撃退デバイス”「迷惑電話チェッカー」(WX07A)を発売と同時に自宅に導入し、当コラムでもご紹介した。
今回、PHSの停波に伴い迷惑電話チェッカーのサービスも終了となり、コアとなるサービスシステムを開発していた”トビラシステムズ”の提供する新しい「トビラフォン」を契約、迷惑電話チェッカーの後釜として自宅に導入した。
今回、筆者が契約したサービスで使用する新しいハードウェアはシャープが提供する「迷惑電話フィルタボックス」と呼ばれる商品だ。このハードウェアが宅内電話回線と電話機の間に入ることで、トビラシステムズの提供する電話番号データベースをダウンロードし、外部からかかってくる迷惑電話を着信させることなくブロックする仕組みだ。
迷惑電話フィルタボックスのパッケージには、本体と専用ACアダプタ、RJ11ケーブル、取説やスタートアップガイド、迷惑電話通報窓口電話番号シールなど数点が収納されている。

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