シリーズ初プレイの目線で最新作をレビュー!
はじめまして!Switch『A列車で行こう はじまる観光計画』は経営の勉強にもなる「社長」へのバイブル!?
2021年04月16日 18時00分更新
●経営の基本も学べる優秀なゲーム
本作では社長として、お金の管理も重要な要素となっている。それも所持金から差し引きするだけの単純な管理ではなく、現実の会社経営に則したものになっているのが特徴。とはいえ、序盤から経理担当のキャラクターがとてもわかりやすく教えてくれるので、はじめてプレイする人でもまったく心配はない。
たとえば、「売上高/売上原価/売上総利益」のことを、「もらったお金/使ったお金/残ったお金」と言い替えたりして、小学生でもプレイに支障がないようにしている。
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ゲーム内で「損益計算書」といったデータを見ることもできる。最初のうちはよくわからなくても、プレイしていくなかで“実体験”として「これはこういった状況で変動する項目」というのがわかっていく。勉強になるぅ!
●株の売買や子会社で稼ぐことも可能
本作が本格的なのは、鉄道作りだけではない。関連会社の株を購入して株主優待を受けると、プレイが有利になったりするシステムも導入されている。
子会社の設立では、駅以外の建物を好きな場所に建てることができる。たとえば駅の近くにマンションやゲームセンターを建てるなど、人が集まりそうなところに施設を建てることで、以降は継続的に稼ぎを出してくれるというわけだ。
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