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【2021年提出】確定申告、失敗しないやり方

松下典子 編集●飯島恵里子/ASCII

提供: 弥生

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 「2020年(令和2年)分の所得税確定申告(以下、2020年の確定申告)」は、新型コロナウイルスの感染拡大により、提出期間が1ヵ月延長され、4月15日までの受付になりました。まだ何も手を付けてなくても、これから準備すれば十分に間に合います。一年間の収支をきちんと整理して確定申告することは、給付金や支援金をスムーズに受給するためにも重要です。

 初めて確定申告をする人や、経理の知識がまったくない人でも確定申告ソフトを使えば大丈夫。ここでは、「やよいの青色申告/白色申告 オンライン」を使って段取りよく確定申告するためのポイントをまとめました。

「やよいの青色申告 オンライン」は初年度無料で利用できます ※画像をクリックすると弥生サイトに移動します

2021年提出の確定申告、変更点をチェック

 先述したように2020年分の確定申告は、「申告期限が4月15日まで延長」されました。ほかにも「青色申告特別控除65万円の要件の変更」「基礎控除額が一律38万円から所得2400万円以下の場合は48万円」「配偶者控除や扶養控除、寡婦控除などの所得要件緩和」「ひとり親控除の創設」といった変更があります。

 昨年までとは控除の要件や金額が異なるので、申告書類の作成に古いテンプレートやソフトウェアを使うと間違ってしまう恐れがあります。必ず2020年分の確定申告に対応した最新版を使用しましょう。「やよいの青色申告/白色申告 オンライン」なら常に最新の法令に対応しているので安心です。

■主な変更点
・青色申告特別控除で最大65万円の控除を受けるにはe-Taxによる電子申告または電子帳簿保存が必要
・合計所得が2400万円以下の場合、基礎控除が38万円から48万円に増額
・配偶者控除の「配偶者の合計所得金額」の要件が48万円以下に引き上げ
・扶養控除の「対象扶養親族の合計所得金額」の要件が48万円以下に引き上げ
・「特別の寡婦控除」「寡夫控除」が廃止され「ひとり親控除」に
・給与所得控除が10万円引き下げ

など

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