【2021年提出】確定申告、失敗しないやり方

松下典子 編集●飯島恵里子/ASCII

提供: 弥生

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操作に迷ったときは、入力欄の「?」にマウスを合わせて説明を確認しましょう。簿記などの専門知識がなくても、申告書を作成することができます

帳簿の作成編:収入と支出を入力

 「やよいの青色申告/白色申告 オンライン」では、「かんたん取引入力」で「収入」と「支出」を入力していきます。操作に迷ったときは、入力欄の「?」にマウスを合わせると説明が表示されます。「科目」をどれにすればいいのかわからないときは、「取引例を探す」をクリックすると、取引の例を選んで科目や摘要を自動入力できます。水道光熱費や通信費などの定期的な支払いは、「同じ取引を続けて登録」にチェックを付けておくと、日付と金額を変更するだけで効率よく入力できます。取引を入力すれば、自動的に仕訳され、帳簿が作成されます。

 自動振り込み/引き落としやキャッシュレス決済が多ければ、銀行口座やクレジットカード、電子マネーなどの金融機関と連携して、取引の入力を自動化するのがオススメ。「スマート取引取込」で口座連携すると、自動的に取引の明細書を取り込んで自動仕訳できます。ただし、金融機関によっては、明細保持期間が半年~3ヵ月間などの制約があり、1年前の明細までさかのぼって取り込めない場合があります。自動取込できなかった期間は手入力になりますが、来年以降のためにも口座連携を設定しておくと便利です。

■経費にあたらない支出と給付金の扱いに注意!
・医療費、住民税、ふるさと納税や寄附、各種保険料は、経費ではなく控除に該当するので、取引ではなく、確定申告書の作成の際に入力します。
・事業で使うパソコンなど10万円以上の物品は、固定資産として耐用年数で按分して減価償却します。ただし、青色申告の特例で、30万円未満の固定資産を一度に経費として処理することもできます。
・持続化給付金や家賃支援給付金は課税対象となり、「雑収入」として処理します。なお、世帯向けの特別給付金は非課税なので、帳簿への入力は不要です。

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