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AMD、CES 2021にて最新モバイルプロセッサー「AMD Ryzen 5000シリーズ」発表

2021年01月13日 13時30分更新

文● ASCII

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 AMDは1月12日(現地時間)、CES 2021にてノートPC用の新プロセッサー「AMD Ryzen 5000シリーズ・モバイル・プロセッサー」の製品ポートフォリオを発表した。

 「Zen 3」コア・アーキテクチャーを採用し、前世代のモバイル・プロセッサーをベースとした高性能版「Hシリーズ」とウルトラモバイル版「Uシリーズ」で構成。Hシリーズの最上位HXシリーズは最大8コアと16スレッドを搭載し、前世代と比べて最大23%性能向上(シングルスレッド性能)。クリエイター用途やゲーミング用途などで高い性能を発揮するという。また、より薄型のHSシリーズも用意される。

 Uシリーズは省電力性に優れ、外出先でのパフォーマンスを求めるユーザーに性能と効率性を提供。前世代と比べて最大16%パフォーマンスを向上(シングルスレッド性能)しつつ、最大17.5時間のバッテリー動作も可能としている。

 ASUS、HP、Lenovoをはじめとする主要なPCメーカーから2021年第1四半期中に提供開始となる予定。

 また、コマーシャル・ユーザーにエンタープライズ・クラスのセキュリティーとシームレスな管理機能を実現するZen 3コアの「AMD Ryzen PRO 5000シリーズ・モバイル・プロセッサー」が発表されたほか、デスクトップ・プロセッサーでは低TDP化したAMD Ryzen 9 5900X/AMD Ryzen 7 5800Xが発表、ThreadripperシリーズからはAMD Ryzen Threadripper PRO 3995WX/3975WX/3955WXが発表された。

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