通常の縦・横置きはもちろん、VESAマウント対応のディスプレーにも取り付け可能
小型PCでもCore i5で快適作業できる税別6万円台「FRCDH410/B」、狭いスペースでのテレワーク環境にもオススメ
2020年12月03日 11時00分更新
第10世代Core i5を搭載
FRCDH410/Bのスペック面に関しては、CPUに「Core i5-10400」を搭載。グラフィックス機能はCPU内蔵の「UHD グラフィックス 630」となるが、CPU自体の処理能力はそれなりに高いため、ウェブブラウジングやWord、Excelの利用といった一般的な用途は軽くこなせるだろう。なお、メモリー容量は8GBで、ストレージ容量は480GB。普段使いや事務仕事用のパソコンとしては十分なスペックだ。
前提を確認したところで、基本的なCPUやストレージ性能を各種ベンチマークで確認していこう。まずはCPUの性能を計測する定番ベンチマーク「CINEBENCH」の結果を見ていこう。原稿執筆時点で最新版となる「CIENEBENCH R23」で、マルチスレッドテストおよびシングルスレッドテストのスコアーを計測している。
マルチスレッドテストのスコアーが8101cb、シングルスレッドテストのスコアーが1104cb。現代的なマルチコアCPUでの計測を想定しているCIENEBENCH R23は、従来の「CINEBENCH R20」よりもスコアが高めになる傾向がみえるが、6コア/12スレッドのCore i5-10400は十分に良好なスコアーを出している。ひと昔前の4コア/8スレッドだったCore i7シリーズCPUと比べれば、マルチスレッドスコアーはこちらのほうが高いわけで、処理能力に不安はないといえるだろう。
続いてマシンの総合性能を測るベンチマーク「PCMark 10」の結果も見てみよう。
本テストにおける総合スコアーは4023。テストグループ別のスコアを見ていくと、アプリ起動やブラウジングでの性能を測る「Essentials」、オフィススイートなどでの作業性能を測る「Productivity」といった項目はそれなりのスコアーを稼げているものの、画像・動画製作などクリエイティブ系のテスト「Digital Content Creation」ではややスコアーを落としている。これは本製品のグラフィックス処理能力がCPU内蔵GPUに依存しているためで、致し方ない部分だろう。
続いてはストレージ系ベンチマークをチェック。
「CrystalDiskMark」の結果をみてみると、シーケンシャル読み込み速度は毎秒543MB、書き込み速度は毎秒470MBと、いわゆる平均的なSATA SSDらしい速度が出せていることがわかる。一方の「AS SSD Benchmark」では若干低めの速度になっているが、これはベンチマークソフトの傾向によるものだ。流行のPCIe接続のSSDほど高速とはいかないものの、高速起動など、実用上は十分な快適さを発揮できる。
最後に、一応ゲーム系ベンチマークの結果も確認してみよう。使用したのは、「ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ ベンチマーク」だ。画質は標準品質(デスクトップPC)、フルスクリーンの設定で、解像度は1280×720ドットまで落として計測を実施している。
総合スコアーは3643で、快適さの指標となる評価は「快適」判定を獲得。解像度と画質を落とせば一応はゲームのプレイも可能ではあるものの、フレームレート的にはかなりギリギリであるため、ゲーム系の用途には適していない。もともと小型PCということもあり、このあたりは致し方ない点だ。
価格も手頃な普段使いパソコン、リビングパソコンとしてもアリ
ここまでみてきたとおり、FRCDH410/Bのパフォーマンスは、小型のスタンダードパソコンとしては良好だ。直販価格も6万9800円(税別)で、適当なディスプレーと一緒に購入しても約10万円以下でPC環境を構築できる。スペックを考えれば、テレワーク用や家庭用にノートPCを1台購入するよりもコストパフォーマンスは良好になりえるだろう。ちなみに本製品には、CPU据え置きで16GBメモリー、512GB NVMe SSDを搭載した上位モデル「FRCDH410/C」が存在する。価格差は5000円程度なので、こちらの購入を検討するのもアリかもしれない。
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