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ASCII Power Review 第101回

Androidの最新スマートウォッチを試してみました

HUAWEI WATCH GT2 Pro実機レビュー = 2週間充電なしで心拍も睡眠もストレスも自動計測だっ!!

2020年10月20日 13時00分更新

文● 写真 ジャイアン鈴木 + 編集● ASCII PowerReview軍団

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 ファーウェイは、ハイエンドスマートウォッチ「HUAWEI WATCH GT 2 Pro」(以下GT 2 Pro)、エントリースマートウォッチ「HUAWEI WATCH FIT」(以下FIT)を発売した。

 GT 2 Proは3万1800円(税別)から、FITは1万3800円(税別)と価格に差があり、また外観や機能性も異なっているが、GT 2 Proは最大2週間、FITは最大10日間無充電で利用できるロングバッテリーライフが最大の特徴だ。

 GT 2 Proを中心にレビューしつつ、FITの特徴についても触れていこう。

左がGT 2 Pro、右がFIT。「Apple Watch」はすべてのモデルでほぼ同じデザインを採用しているが、GT 2 Proは円形、FITは四角形とディスプレーの形状が異なっている

サファイアガラス、チタン、セラミックと
豪勢な素材で上質の作り!

 GT 2 Proは1.39インチの有機ELディスプレー(454×454ドット、326ppi)を搭載。本体サイズは約46.7×46.7×11.4mm、重量は約52g(ベルトを含まず)。材質はディスプレーがサファイアガラス、ボディーがチタン、リアケースがセラミック製だ。

 ラインナップは、フルオロエラストマーベルトのみを同梱するスポーツモデル(3万1800円)、それに加えてグレーブラウンカラーの本革レザーベルトを同梱するクラシックモデル(3万5800円)の2機種が用意されている。

本体部分はスポーツモデルとクラシックモデルでまったく同じ

裏面には光学式心拍センサーが内蔵されている

右側面には電源ボタンと機能ボタンが配置されている

付属品は無線充電クレードル、USB充電ケーブル (Type-A to C)、クイックスタートガイド、保証とアフターサービスのご案内

 一方、FITは1.64インチの有機ELディスプレー(456×280ドット)を搭載。本体サイズは約30×46×10.7mm、重量は約21g(ベルトを含まず)。ディスプレー、ボディー、リアケースの材質は公表されていない。

FITのディスプレーは縦長

GT 2 Proと同じく裏面には光学式心拍センサーが内蔵

ボタンはサイドボタンのみ。機能ボタンは搭載されていない

付属品は、充電クレードル付きUSBケーブル、クイックスタートガイド、保証とアフターサービスのご案内

 GT 2 ProとFITの価格差は大きいが、5ATM(50m)の防水性能、GPS/GLONASSによる測位方式などのスペックは同じ。ただしセンサーには差別化が図られており、GT 2 Proには加速度、ジャイロ、磁気、光学式心拍、環境光、気圧、装着検知の7つのセンサーが搭載されているが、FITは磁気と気圧センサーが省かれている。つまり方角や高度をFITは計測できないわけだ。

 また、ヘルスケア関連の活動量データ、心拍数計測、睡眠モニタリング、活動促進通知、ストレスモニタリング、呼吸エクササイズなどの機能は同じだが、ワークアウトモードはGT 2 Proが17種類搭載されているのに対して、FITは11種類に留まっている。ワークアウト目的ならGT 2 Pro、ヘルスケア目的ならFITが向いている。

ストレスも心拍も睡眠も自動計測
ついにワイヤレス充電にも対応

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