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さとうなおきの「週刊アジュール」 第149回

Azure Machine Learningでデザイナー、AutoML UIがGAに

「Ignite 2020」で発表されたAzureアップデート《AI/IoT編》

2020年10月07日 07時00分更新

文● 佐藤直生 編集● 大塚/TECH.ASCII.jp

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Azure Machine Learning:Enterprise Edition廃止、デザイナー、AutoMLのUI

 Azure Machine Learning(Azure ML)は、機械学習の開発と実行のためのプラットフォームを提供します。

 Azure Machine Learningで、プレビュー中だったEnterprise Editionのすべての機能が、Basic Editionで追加料金なしで利用可能になりました。2021年1月1日にEnterprise Editionは廃止され、Basic Editionのみが残る予定です。

 Azure Machine Learningデザイナーは、ドラッグ&ドロップで機械学習モデルを作成できる機能です。

 2019年5月のBuild 2019カンファレンスでプレビューになっていたAzure Machine Learningデザイナーが、GAになりました。

Azure Machine Learningデザイナー

 Azure Machine LearningのAutoML(Automated Machine Learning、自動機械学習)は、さまざまなアルゴリズムとパラメーターを試行する機械学習モデルの開発タスクを自動化するプロセスです。

 2019年5月のBuild 2019カンファレンスでプレビューになっていたAutoMLのUIが、GAになりました。

Azure Machine Learning AutoMLのUI

 Azure Machine LearningのMLラベル付け支援は、AutoMLを活用してラベル付けタスクを高速化する機能です。

 5月のBuild 2020カンファレンスでプレビューになっていたMLラベル付け支援が、GAになりました。

Azure Machine Learningのデータラベル付け

 Azure Machine Learningの操作レベルのRBAC(ロールベースのアクセス制御)が、プレビューになりました。これを使うと、Azure Machine Learningワークスペース内でのユーザーの操作を制御するために、カスタムロール、事前構築済みロールを設定できます。

 MLflowは、機械学習ライフサイクルのためのオープンソースのプラットフォームです。

 Azure Machine LearningでのMLflowサポートで、次の新機能がプレビューになりました。

 Azure Machine Learningワークスペースで、Azure Private Linkによるプライベート エンドポイントのサポートが、プレビューになりました。

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