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さとうなおきの「週刊アジュール」 第149回

Azure Machine Learningでデザイナー、AutoML UIがGAに

「Ignite 2020」で発表されたAzureアップデート《AI/IoT編》

2020年10月07日 07時00分更新

文● 佐藤直生 編集● 大塚/TECH.ASCII.jp

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Azure Digital Twins:GA予定

 Azure Digital Twinsは、あらゆる物理環境の包括的なデジタルモデルを作成できるサービスです。

 現在プレビュー中のAzure Digital Twinsが、近日中にGAになる予定であることが発表されました。

Azure Sphere:AT&Tのガーディアンデバイス

 Azure Sphereは、インターネット接続デバイス向けの組み込みの通信、セキュリティ機能を備えた、セキュアなアプリケーションプラットフォームです。Azure Sphereの認定を受けたパートナー企業のMCU(マイクロコントローラー)、LinuxベースのIoT専用セキュアOS「Azure Sphere OS」、Azureのセキュリティサービス「Azure Sphere Security Service」の3つで構成されています。

 AT&Tが、Azure Sphereを利用した携帯通信対応ガーディアンデバイスを構築しました。詳細は、「ハイブリッド/セキュリティ編」をご覧ください。

Azure Security Center:Azure Defender for IoT

 Azure Security Centerは、Azureリソースのセキュリティの可視化と制御を行うサービスです。

 Azure Security Center for IoT は、Azure Defender for IoTになりました。また、6月に買収していたCyberXのエージェントレス機能のAzure Defender for IoTへの統合が、10月にプレビューになる予定です。詳細は、「ハイブリッド/セキュリティ編」をご覧ください。

Azure IoT:Azure Certified Deviceプログラム

 新しいAzure Certified Deviceプログラムが利用可能になりました。これは、IoTデバイスがAzureで動作することを検証する認定プログラムです。現在、次の3つの認定があります。

  • Azure Certified Device:Azure IoT Hubへの接続、Azure IoT Hub Device Provisioning Service(DPS)でのプロビジョニング
  • IoT Plug and Play:Digital Twin Definition Language(DTDL)v2
  • Edge Managed:Azureに接続したデバイスのデバイス管理標準

 詳細は、次のページをご覧ください。

Azure Object Anchors:発表、プライベートプレビュー

 複合現実(MR)のためのAzureサービスとして、既存のAzure Remote Rendering(プレビュー)、Azure Spatial Anchorsに加えて、新サービス「Azure Object Anchors」が発表され、プライベートプレビューになりました。

 Azure Object Anchorsは、MR開発者が、3Dコンテンツを現実の物体に自動的に配置するアプリケーションを構築できるようにします。

複合現実のためのAzureサービス

 それでは、また来週。

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