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さとうなおきの「週刊アジュール」 第149回

Azure Machine Learningでデザイナー、AutoML UIがGAに

「Ignite 2020」で発表されたAzureアップデート《AI/IoT編》

2020年10月07日 07時00分更新

文● 佐藤直生 編集● 大塚/TECH.ASCII.jp

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Azure Bot Service:Composer、Orchestrator、SDK、Alexaチャネルなど

 Azure Bot Serviceは、チャットボットの開発フレームワーク「Microsoft Bot Framework」ベースのチャットボットをホストするためのサービスです。

 Azure Cognitive Servicesの1サービスであるQnA Makerは、カスタムのQ&Aサービスを構築できるサービスです。

 Bot Framework Composer v1.1.1がリリースされました。QnA Makerのナレッジベースの作成/管理機能などの新機能があります。

Bot Framework ComposerでのQnA Makerナレッジベースの作成

 Azure Cognitive Servicesの1サービスであるLanguage Understanding (旧称 LUIS)は、文章から意図を理解するカスタムモデルを構築できるサービスです。

 Orchestratorがパブリックプレビューになりました。Orchestratorは、リクエストを適切なスキルにルーティングするために、Language Understandingによる仲裁/意思決定を実行する機能です。

 Bot Framework SDK 4.10がリリースされました。Power Virtual Agents向けスキルの作成機能の強化などの新機能があります。

 Azure Bot Serviceで、5月のBuild 2020カンファレンスでパブリックプレビューになっていたAlexaチャネルが、GAになりました。

Azure Bot ServiceのAlexaチャネル

 Azure Bot Serviceで、WhatsAppアダプターがリリースされました。

 「カスタマーロックボックス」(Customer Lockbox)を使うと、Microsoftエンジニアがサポートリクエストの際に顧客データにアクセスする必要がある場合に、その顧客データへのアクセス要求を承認または拒否できます。

 Azure Bot Serviceが、カスタマーロックボックスをサポートしました。

Azure Cognitive Search:マネージドID、Azure Private Link

 Azure Cognitive Searchは、AIを活用した検索サービスです。

 Azure Private Linkは、Azure Virtual Networkの仮想ネットワーク()からAzureサービスへのプライベート接続を可能にするサービスです。

 Azure Cognitive Searchで、マネージドIDAzure Private Linkによるプライベートエンドポイントのサポートが、GAになりました。

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