ビッグデータに基づいた価格設定をサポートする「DATAFLUCT dynamic-pricing.」
DATAFLUCTは8月26日、ダイナミックプライシングの導入を推進するサービス「DATAFLUCT dynamic-pricing.」の提供を開始した。
ダイナミックプライシングは、売上や来店者数、商品原価や在庫数などのデータ、さらに気象情報などを組み合わせて分析し、状況や需要と供給のバランスに合わせて価格を変動させる価格戦略。
ビッグデータ分析を用いた未来予測による、企業経営上の意思決定を推進するためのデジタル・トランスフォーメーションを支援する「DATAFLUCT DX series.」(データフラクト ディーエックス シリーズ)事業の第4弾。
構造化、非構造化を問わないデータを集約し、一元管理を可能にしたデータ分析基盤「データレイク」を活用している。需要と供給の予測、設定した利益率に応じて、独自のアルゴリズムで最適な価格や予算額を提示し、利益額の最適化を目指す仕組みだ。
ユーザーの社内に存在するデータだけでなく、気象や人流、SNSといった外部のデータを組み合わせて分析できるため、精緻な価格変動のコントロールを実現するとしている。同社では活用例として、駐車場管理、ホテル、タクシー、交通機関などを挙げている。