●アップルもテレワーク需要で絶好調
2020年は、コロナ禍の影響によって、我々の働き方は大きく変わった。外出自粛要請により、自宅で仕事をこなすテレワークが当たり前になりつつある。
仕事の打ち合わせなどは、Zoomやグーグル・Meet、マイクロソフト・Teamsなどのビデオ会議アプリでこなすようになった。また、仕事相手とはLINEやメッセンジャーでやりとりし、固定電話ではなく、社員が持つ携帯電話で会話するというのも増えてきた。
テレワークが増えたことにより、アップルの業績も絶好調といえる状態になっている。
2020年7月30日に発表された2020年度第3四半期の決算報告では、iPhoneの売上高は前年同期比で1%増であったが、iPadに関しては31%増、Macも21%増と売り上げを大幅に伸ばしているのだった。
アップルによれば「日本ではテレワークによってiPhoneの需要が増えた。ビデオ会議をする上で、カメラが搭載され、すぐに使えるiPhoneやiPadの引き合いが強くなった。しかも、初めてアップル製品を購入するという新規顧客が多かった」というのだ。
この連載の記事
-
第196回
トピックス
F1の裏に“レノボ”あり 500TBのレースデータを高速処理 -
第195回
トピックス
格安スマホ、キャリアより「シンプルで安い」とふたたび注目 -
第194回
トピックス
中国スマホメーカー、日本への攻勢強める 格安折りたたみスマホで勝負 -
第193回
トピックス
ドコモが狙う“スマホの次“ iPhoneから「Vision」の時代へ -
第192回
トピックス
KDDI「povo」世界進出へ “黒子に徹する”新ビジネスとは -
第191回
トピックス
スマホ基地局を安くする ドコモとNECが世界展開する「オープンRAN」とは -
第190回
トピックス
KDDI対ソフトバンク “快適な5G”競争に本気出す -
第189回
トピックス
ドコモはユーザーの期待を裏切らないよう、品質改善に資金をつぎ込んでいくべきだ -
第188回
トピックス
楽天・三木谷氏、モバイルの次は“AI” アマゾンとの違い強調 -
第187回
トピックス
能登半島地震、携帯キャリア“異例”の共同会見 ライバル同士が手を取り合い、復旧活動する時代に? -
第186回
トピックス
ソニーのXRは圧倒的に解像度が高かった アップルと違い、クリエイターに特化した作りに - この連載の一覧へ