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佐々木喜洋のポータブルオーディオトレンド 第31回

PS5やXboxの3Dサウンドに対応したPENROSE

アップルも興味深々の空間オーディオ、平面磁界型で一歩先を歩むのがAUDEZE?

2020年07月20日 16時00分更新

文● 佐々木喜洋 編集●ASCII

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 平面磁界型ヘッドホンで知られる、アメリカのAUDEZEは7月15日、新しいゲーミングヘッドセット「Penrose」(ペンローズ)を海外発表した。

 本製品は2018年発表の「Mobius」(メビウス)に次ぐ、AUDEZEのゲーミングヘッドセットだ。オーディオマニアの中でAUDEZEは、コアな平面磁界型ヘッドホンメーカーというイメージだったので、ゲーミングヘッドセットを発表したときは驚かされた。

 Mobiusは、数あるゲーミングヘッドセットの中でも、AUDEZE得意の平面型ドライバーを採用した音質の良さと、独自の3Dオーディオシステムで話題となった。Bluetooth接続でLDACコーデックを採用したのもポイントだった。

ペンローズの三角形

 Penroseの名称は数学者のロジャー・ペンローズ(Roger Penrose)から取られている。ちなみにAUDEZEの“A”ロゴマークは「ペンローズの三角形」と呼ばれる不可能図形をモチーフにしたものだ。また前作に用いられたMobiusも数学者のアウグスト・フェルディナント・メビウスにちなみ、有名な「メビウスの輪」も不可能図形である。

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