このページの本文へ

前へ 1 2 3 次へ

Windows情報局ななふぉ出張所 第201回

Rakuten LinkのiOS版が登場:

楽天モバイル悲願の「iPhone対応」に一歩近づく

2020年07月13日 09時00分更新

文● 山口健太 編集● ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

■新型iPhoneで楽天の参入はあるか

 最近ではオリジナル端末「Rakuten Mini」の周波数対応で混乱を巻き起こすなど、楽天のキャリア事業にはまだまだ不安定なイメージは拭えないものの、少しずつ改善が進んでいることはたしかです。

 楽天の自社回線エリアも、東名阪以外へ徐々に広がっています。先日訪れた沖縄では、ビジネスや観光で訪れる機会の多い那覇の中心部が楽天のエリアになっていました。筆者は自粛期間中にメインのSIMを小容量のプランに変えて節約していたこともあり、まさに渡りに船でした。

那覇空港はauによるパートナーエリアだったが、県庁前など中心部では楽天エリアに

 楽天の契約申し込み数は6月末に早くも100万回線を突破。1年間無料のサービスは先着300万名としていたので、3分の1が埋まったことになります。楽天が事業の損益分岐点として掲げる700万回線の獲得に向けて、有料化のタイミングでユーザーを逃さないためにも、iPhoneへの正式対応は必須といえます。

 楽天による5Gサービスの開始は6月から3ヵ月を目処に延期されましたが、次のiPhoneも5G対応が期待されます。また、楽天の料金水準を考えれば、ワイモバイルやUQモバイルのように手頃な価格帯のiPhoneも取り揃えたいところです。

 アップルのサイトには、iPhoneの仕様を示すページに大手3キャリアのロゴが並んでいます。次のiPhoneが発表されたとき、ここに楽天のロゴが加わるかどうか注目です。

アップルのサイトに楽天のロゴが加わる日は来るか

前へ 1 2 3 次へ

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン