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松村太郎の「アップル時評」ニュース解説・戦略分析 第100回

アップルがもしiPhoneにSmart Connectorをつけたら

2020年06月09日 09時00分更新

文● 松村太郎 編集● ASCII

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●iPhoneとSmart Connectorで何をする?

 さて、iPhoneに採用されるSmart Connectorで何をするか?という話です。まず、アップル純正のアクセサリから見ていきましょう。

 アップルがiPhoneのLightningコネクタに差し込んでやることは、

・ 本体の充電
・ バッテリーケースとの接続
・ データ転送
・ HDMI出力
・ オーディオ入出力
・ アクセサリとの接続

 といったあたりで、Smart Connectorも何らかの、ドックのようなデバイスを使って、引き続きこれらを実現するのではないか、と考えられます。その付属するドックの出力がUSB-Cになっていれば、割と多くのことが解決しそうなのですが。

 加えて、iPadのような使い方、すなわちキーボードのような入力装置もできるでしょうし、外部スクリーン拡張ができれば、折りたたみスクリーンのようなデバイスを実現することもできそうです。

 という夢が広がるので、ぜひ側面にSmart Connectorを用意して欲しいところです。

筆者紹介――松村太郎

 1980年生まれ。ジャーナリスト・著者。慶應義塾大学SFC研究所上席所員(訪問)。またビジネス・ブレークスルー大学で教鞭を執る。モバイル・ソーシャルのテクノロジーとライフスタイルについて取材活動をする傍ら、キャスタリア株式会社で、「ソーシャルラーニング」のプラットフォーム開発を行なっている。

公式ブログ TAROSITE.NET
Twitterアカウント @taromatsumura

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