ビデオ通話の利用時間、利用者数は一桁違う伸びに
一方で、在宅勤務の広がりによって、利用が急拡大しているツールがある。
それがコラボレーションツールだ。在宅勤務には欠かせないものになっている。
米マイクロソフトによると、同社のコラボレーショツール「Microsoft Teams」は、3月における全世界の利用者数は1日あたり4400万人を超えたと発表。3月31日には、Teams でのミーティング時間が1日27億分となり、Teams のビデオ通話の総数は、3月だけで1000%以上も増加したという。
また、Zoomでは、3月の一日の会議参加者数は2億人を突破したと発表。2019年12月の約1000万人に比べると、利用者数は約20倍に増加した計算だ。
シスコシステムズのWebexも、海外メディアの報道によると、3月の利用者数は3億2400万人に達した模様だ。
シスコシステムズのデイヴ・ウェスト社長は、「日本においても、Webexの利用数が増加しており、2月は日本において、一日67万回のミーティングがWebex上で開催された。これが3月には150万回になった。そして、4月は20日時点ですでに200万回のミーティングが開催されている」としたほか、「国内の一日あたりの会議の参加者は、2月は120万ユーザーであったものが、3月には、480万ユーザーに増加。4月は20日までに810万ユーザーが参加している」と、国内でもWebexの利用が急速な勢いで拡大していることを示す。
そして、「Webexは、この3ヵ月で、在宅勤務に欠かせないアプリケーションとして、その重要性が高まっている」と語る。
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