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オヤジホビー-ワタシが好きな物はみんなも好き、かもしれない- 第223回

CHPのパトカーを買いました

2020年04月19日 17時00分更新

文● にゃかむら(@TK6506) 編集● ASCII

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日本に来たときはスッピン状態でした

 パトカーが払い下げられる時はすべての装備が取り外され、デカール類も剥がされてしまうので、日本に持ってきたあとに本物っぽく再生されています。

トランクには大きくHIGHWAY PATROLの文字

 日本やニューヨーク市警(NYPD)のパトカーはトランクに「POLICE」と書かれていますが、CHPは「HIGHWAY PATROL」。文字通りパトロールカーです。

ドアには星型のマーク。CHPのオフィサーが胸に付けているバッジと同じデザインです

 CHPのパトカーは全体が黒でフロントドアと屋根だけが白。ドアにはCHPのマークとHIGHWAY PATROLの文字のデカールが貼られています。ふと気づいたんですが、これがなかったらかなり地味ですよね。

屋根には識別番号とアンテナ

 屋根の上には209という数字のデカールが貼られています。これはこの車の識別番号で、ヘリから見た時にすぐわかるようになっています。もともと209だったのかどうかはわかりません。適当な番号にしたのかも。

アンテナとベースは日本製で、実物にはこんなに細いベースは付いていません

サイズは似てるけどネジ山がミリなのでこれもやっぱり日本製。錆びちゃってます

 アンテナとアンテナベースは日本製の物が付いていました。ぱっと見はいいんですが、本物とはだいぶ違うのでそのうち交換しようと思います。

細かいデカールやステッカーもしっかり再現

 ボディーのサイドには「Safety and Service」というCHPの標語が書かれています。

両サイドの後部にSafety and Serviceというデカールが貼られています。安全と奉仕ですかね

 このSafety and Serviceが標語として使われていたのは1999年まで。その後は「Safety Service and Security」に変わりました。1999年式なのでちょうど変わる直前ですね。

 こういう標語やスローガンのようなものはアメリカのパトカーにはよく書かれていて、ロサンゼルス市警(LAPD)では「to protect and to serve」、NYPDでは「COURTESY PROFESSIONALISM RESPECT」となっています。

リアバンパーには1(888) 4A CHP JOBというバンパーステッカーが。採用担当の電話です

 これもあとで貼ったものだと思いますが、リアバンパーに「1(888) 4A CHP JOB」というステッカーが貼られていました。アメリカでよくある、電話番号をアルファベットで表わすやつです。

 今では日本でも電話機やテレビのリモコンなどに数字と一緒にアルファベットが書かれていますが、昔はそんなのはなかったので、アメリカの電話機を初めて見たときはカッコいいなって思った記憶があります。でも、日本では今でもこういう使い方はしないですよね。文字入力で使うだけで。

 ステッカーの下に小さく書かれているor 1(888) 422-4756は1(888) 4A CHP JOBを数字にしたものですが、これ、よく見ると1桁多くて最後のBが余っています。JOまで押したところで、電話がかかるってことですね。

フロントグリルは少し新しいタイプに変えられています

 1999年式のクラウンビクトリアのフロントグリルは横縞のルーバー状なんですが、日本でちょっと新しいタイプに変更されたみたいです。こっちの方が好きなのでグッジョブです。

 外観はこんな感じですかね。次回は中をご紹介したいと思います。

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