日本に来たときはスッピン状態でした
パトカーが払い下げられる時はすべての装備が取り外され、デカール類も剥がされてしまうので、日本に持ってきたあとに本物っぽく再生されています。
日本やニューヨーク市警(NYPD)のパトカーはトランクに「POLICE」と書かれていますが、CHPは「HIGHWAY PATROL」。文字通りパトロールカーです。
CHPのパトカーは全体が黒でフロントドアと屋根だけが白。ドアにはCHPのマークとHIGHWAY PATROLの文字のデカールが貼られています。ふと気づいたんですが、これがなかったらかなり地味ですよね。
屋根の上には209という数字のデカールが貼られています。これはこの車の識別番号で、ヘリから見た時にすぐわかるようになっています。もともと209だったのかどうかはわかりません。適当な番号にしたのかも。
アンテナとアンテナベースは日本製の物が付いていました。ぱっと見はいいんですが、本物とはだいぶ違うのでそのうち交換しようと思います。
細かいデカールやステッカーもしっかり再現
ボディーのサイドには「Safety and Service」というCHPの標語が書かれています。
このSafety and Serviceが標語として使われていたのは1999年まで。その後は「Safety Service and Security」に変わりました。1999年式なのでちょうど変わる直前ですね。
こういう標語やスローガンのようなものはアメリカのパトカーにはよく書かれていて、ロサンゼルス市警(LAPD)では「to protect and to serve」、NYPDでは「COURTESY PROFESSIONALISM RESPECT」となっています。
これもあとで貼ったものだと思いますが、リアバンパーに「1(888) 4A CHP JOB」というステッカーが貼られていました。アメリカでよくある、電話番号をアルファベットで表わすやつです。
今では日本でも電話機やテレビのリモコンなどに数字と一緒にアルファベットが書かれていますが、昔はそんなのはなかったので、アメリカの電話機を初めて見たときはカッコいいなって思った記憶があります。でも、日本では今でもこういう使い方はしないですよね。文字入力で使うだけで。
ステッカーの下に小さく書かれているor 1(888) 422-4756は1(888) 4A CHP JOBを数字にしたものですが、これ、よく見ると1桁多くて最後のBが余っています。JOまで押したところで、電話がかかるってことですね。
1999年式のクラウンビクトリアのフロントグリルは横縞のルーバー状なんですが、日本でちょっと新しいタイプに変更されたみたいです。こっちの方が好きなのでグッジョブです。
外観はこんな感じですかね。次回は中をご紹介したいと思います。
この連載の記事
-
最終回
デジタル
本物の元素を1cm角キューブにした”標本セット”を買いました -
第352回
デジタル
全9種類! ミリタリー風「蚊取り線香」ホルダーでどんな線香が使えるのか試してみました -
第351回
デジタル
ミリタリーテイスト満点の「蚊取り線香」ホルダー、こんなモノまでタクティカル! -
第350回
デジタル
「スキンヘッド専用シェーバー」は今年買ってよかったもの大賞、金賞候補です -
第349回
デジタル
スキンヘッド専用シェーバーで頭ツルツル -
第348回
デジタル
靴底補修剤でカカトに空いた穴を直してみました -
第347回
デジタル
ダイヤルを回すだけでフィットするシューズ「DICTATOR」を衝動買い! -
第346回
デジタル
ハンヴィーのシート交換で若干のトラブルが! -
第345回
デジタル
未使用新品&中古美品のハンヴィー用シートをまとめ買い! -
第344回
デジタル
Beatsのヘッドホンが手放せなくなりました -
第343回
デジタル
そっぽを向いていたハンヴィーのタイヤが直りました! - この連載の一覧へ