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オヤジホビー-ワタシが好きな物はみんなも好き、かもしれない- 第226回

「サイボーグハンド組み立てキット」は大人も子供も楽しめて勉強にもなる!

2020年05月10日 18時00分更新

文● にゃかむら(@TK6506) 編集● ASCII

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水圧シリンダーで動くサイボーグハンドを組み立てました

 外出自粛でゴールデンウィーク中は自宅に引きこもっていたわけですが、インドア派なので、ヒマでやることがないということはありませんでした。むしろあっという間な感じ。

 ウクレレであいみょんの「マリーゴールド」を練習したり、ドラマ版『映像研には手を出すな!』で浅草氏が持っているウサギのぬいぐるみを自作したり、イーケイジャパンの組み立てキット『サイボーグハンド』を作ったりしているうちにあっけなく終わってしまいました。

 おかげでマリーゴールドは譜面を見ながらなら弾けるようになったり、裁縫も少しできるようになったり、サイボーグハンドで遊んだりできて、なかなかの充実っぷりでした。

GW中に組み立てたサイボーグハンド。水圧シリンダーで動きます

 このサイボーグハンド、4月発売っていうニュースを3月に見て、速攻で予約していたんですよね。水圧シリンダーで動くなんて聞いたら、そりゃもうポチってしまうに決まってるじゃないですか。価格も3520円と安いですし。

 本来は10歳以上の子ども向けキットなんですけど、おじさんの心をわしづかみです。工作にかかる時間の目安は3時間となっていますが、1時間ほどで組み上がりました。

500mlのペットボトルも持ち上がります

 ロボットアニメ風なデザインとカラーで、完成時の全長は約40cm。ハンドといってもかなり大きく、ワタシの肘から指先ぐらいまであります。なかなかの迫力です。

 見た目だけでなく機構的にもしっかりメカニカルで、自分の指の動きが水圧シリンダーを通してサイボーグハンドの指に伝わり、物をつかむことができます。

指を動かすと水圧シリンダーが駆動。サイボーグハンドの指が動きます

 持ち上げられる能力は結構高くて、ボールのようにギュッと握る場合は約600gまでオーケー。持ち方や対象物の形によってはそれ以下でも持てない場合もあるそうですが、ウチにあった142gの硬球は当然ながら全然余裕。500mlのペットボトルで試してみたら、これも普通に持ち上げられました。

ボールのようにガッチリつかめる物は600gまで持ち上げられます

500ml入りペットボトルだってへっちゃら

 指に引っかけるような時の限界は約60g。卵ぐらいの重さですかね。握る時に比べるとずいぶん低くなってしまいますが、指が伸びる方向に引っ張られるので、これは仕方のないところかなと思います。

小さい物もつまめます

 3本ある指のうち左右の指はそれぞれ2軸で角度調節が可能で、内側に傾けたり横に広げたりすることができます。親指も傾きを変えられるので、多少複雑な形をしていても大抵の物は大丈夫。ちょっと練習すれば、個包装の飴のような小さい物や、鉛筆などの細い物もつまめます。

箱状の物もガシッとわしづかみ。ティッシュボックスは170gぐらいです

角度を調節して掴み方をうまくコントロールすると、小さい物や細い物もつかめます。慣れると字を書くことも

 手の甲にあるダイヤルを回すと指が開く角度を変えられ、開いた状態にすると20cmぐらいまでの大きさの物を掴めるようになります。許容荷重は約150g。

指が開く角度を調整可能。目一杯に開くと20cmぐらいの物を掴めます。お菓子の空き箱もこのとおり

 親指は取り付ける場所が左右と中央の3ヵ所あり、右手にも左手にもなる上に、より安定するど真ん中でつかむこともできるようになっています。

 予約した時は右手だとばかり思い込んでいて、改造したら左手にできるかもとか考えていたんですが、そんなことをしなくても最初から両手対応でした。

親指のパーツや指を入れる部分を組み替えると、左手用として組むこともできます

 そして簡単に左手用になると知っては我慢できません。当然のようにもう1個ポチり。

思わず左手用にもう1個買ってしまいました

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