Xperia 1 II vs Xperia 1
スペックの数値で対決!
auからもリリースが決まった「Xperia 1 II」(エクスペリア ワン マークツー)。5G対応(ミリ波非対応)で、発売は5月以降、価格はau Online Shopでの販売時に13万3600円を予定している。
今回はau版Xperia 1 IIの写真を使って、Xperia 1とスペック比較をしてみたい。
まずはディスプレーから。どちらも6.5型の有機ELで解像度は3840×1644ドット、そしてアスペクト比21:9というのはまったく変わらず。
本体サイズはXperia 1 IIが約72×166×7.9mm、Xperia 1が約72×167×8.2mmと、横幅はそのままでやや縦に長く、ちょっとだけ厚くなった。重さはXperia 1 IIが181g、Xperia 1が178gと3g増。5Gのアンテナのぶんだけややサイズアップしたのだが、前モデルとほぼ変わらないため、Xperia 1の持ちやすさやサイズ感が気に入っているのなら、移行は問題ないだろう。
SoCを比較すると、Snapdragon 865と855と1世代違うだけだが、5Gに対応しているか否かは大きな問題だ。また、855に比べて865はCPUで25%、GPUで25%性能が向上しているので、ヘビーなゲームや高解像度の映像を見るとくにその差を体感できるだろう。SNSやウェブブラウジング程度なら、あまり変わらないかもしれないが。
メモリーとストレージだが、Xperia 1 IIは8GB/128GB、Xperia 1は6GB/64GBなので、大幅にアップしている。とくにXperia 1はグローバルモデルで128GBの設定があっただけに、国内版の64GBには物足りなさがあったが、さすがに8K動画撮影や5G時代を見据えてか、Xperia 1 IIでは128GBが標準になった。とはいえ、カメラやエンタメ性能を考えると、128GBでも心細いので最大1TBまで対応するmicroSDカードに頼ったほうがいい。
また、バッテリーも3200mAhから4000mAhと、約800mAhの増量。5Gなどで確実に電力消費が激しくなると思われるので、これはうれしい進化点。ワイヤレス充電にも対応した。しかし、連続通話時間は1930分から1610分に、連続待受時間は470時間から420時間に減っている。
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