オンラインでの発表会だったが
注目度の高い端末を連続で発表したソニー
24日、ソニーはプレスカンファレンスビデオ「Xperia Announcement February 2020」を公開した。本来ソニーはプレスカンファレンスをスペイン・バルセロナで開催予定だったMWC Barcelona 2020で行なう予定だったが、新型コロナウイルスの影響により、予定していた同時刻にストリーミングで実施することとなった。
今回の発表会で紹介されたモデルは「Xperia 1 II」と「Xperia Pro」、そしてミッドレンジの「Xperia 10 II」の3つ。カンファレンスでは、5Gに対応する2モデルが特にフィーチャーされていた。
カンファレンスにはソニーモバイル代表取締役社長 岸田光哉氏が登壇。「Xperia 1 II」の特徴について、カメラ機能の強化をあげており、特にソニーのデジタルカメラ「αシリーズ」を使った高速撮影機能をポイントとしてあげていた。
レンズはドイツの「ZEISS」とコラボ
またXperia 1 IIのカメラレンズはドイツのメーカー「ZEISS」を採用しており、ZEISSのヨーク・シュミッツ氏(Executive Vice President, Head of ZEISS Consumer Products)もビデオコメントとして登壇。「ソニーとの挑戦で、スマートフォンの新しい基準を設定する」と、Xperiaのカメラ機能をランクアップさせる意欲を表明していた。
さらにカメラマンのニック・ディドリック氏もビデオに登場。同氏は「40年以上のキャリアがあり、最近ではソニーのαシリーズの高速連写機能を気に入っている。スマートフォンでは同じ満足度をえられなかったが、Xperia 1 IIでは1秒20コマの高速連写でαシリーズと同じような撮影ができる」と語っており、プロ目線からのカメラ性能について語っていた。
また岸田氏はXperia 1 IIのサウンド機能にも言及。3.5mmのイヤホンジャック復活や、「360 Reality Audio」など新しいオーディオ技術を搭載し、音楽だけでなく動画やゲームもハイクオリティーな音質で楽しめるとのこと。