富士通になかったスピード感でビジネスを展開
Ridgelinezの社長に就任する今井氏は、1982年に新卒で富士通に入社し、製造業向けのSEおよび営業として勤めた経験がある。富士通グループへの復帰は約25年ぶりだ。1986年には、ノースウエスタン大学ケロッグ経営大学院に留学。1988年にはブーズ・アレン・アンド・ハミルトンに入社。同社取締役ヴァイスプレジデントを経て、2002年にはSAPジャパンのバイスプレジデントに就任。2005年にはベイン・アンド・カンパニー・ジャパンのパートナーに就き、2012年にはブーズ・アンド・カンパニー・ジャパンの代表取締役社長に就任。2015年にはPwCとブーズ・アンド・カンパニーの統合により、PwCコンサルティング副代表執行役員に就任していた。日本および海外のIT、製造業を中心に30年以上にわたるコンサルティング業界での経験を持つ。
時田 「富士通によるプロジェクトへのコンサルティングを通じて、富士通に接してきた経緯がある。また、いくつものコンサルティングファームで、実績を築き上げてきた。コンサルティング会社に必要となる機能や制度を迅速に移植し、円滑に実現していける人材だと考えている」
「Ridgelinezが、これまでの富士通になかったスピード感でビジネスを展開し、富士通が目指すDX企業への変革に対して方向性を示す、よきリファレンスとなることに期待している。Ridgelinezがどのように成長し、どのような顧客のDXを実現するかに期待している」
この連載の記事
-
第606回
ビジネス
テプラは販売減、でもチャンスはピンチの中にこそある、キングジム新社長 -
第605回
ビジネス
10周年を迎えたVAIO、この数年に直面した「負のスパイラル」とは? -
第604回
ビジネス
秋葉原の専門店からBTO業界の雄に、サードウェーブこの先の伸びしろは? -
第603回
ビジネス
日本マイクロソフトが掲げた3大目標、そして隠されたもう一つの目標とは? -
第602回
ビジネス
ボッシュに全株式売却後の日立「白くまくん」 -
第601回
ビジネス
シャープらしい経営とは何か、そしてそれは成果につながるものなのか -
第600回
ビジネス
個人主義/利益偏重の時代だから問う「正直者の人生」、日立創業者・小平浪平氏のことば -
第599回
ビジネス
リコーと東芝テックによる合弁会社“エトリア”始動、複合機市場の将来は? -
第598回
ビジネス
GPT-4超え性能を実現した国内スタートアップELYZA、投資額の多寡ではなくチャレンジする姿勢こそ大事 -
第597回
ビジネス
危機感のなさを嘆くパナソニック楠見グループCEO、典型的な大企業病なのか? -
第596回
ビジネス
孫正義が“超AI”に言及、NVIDIAやOpen AIは逃した魚、しかし「準備運動は整った」 - この連載の一覧へ