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最新パーツ性能チェック 第279回

2020年最初の新型SSD WD Blue SN550 NVMe SSDを試す

2020年01月02日 12時00分更新

文● 藤田 忠 編集●北村/ASCII

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WD Blue SN550のパフォーマンスをチェック

 ここからは用意したPCに「WD Blue SN550 NVMe」1TBモデルの「WDS100T2B0C」を搭載して、そのパフォーマンスを見ていくことにしよう。

各種ステータスを確認できるWestern Digital SSD Dashboard

WD Blue SN550 NVMe 1TBのCrystalDiskInfoの結果。最新規格のNVMe 1.4を採用

テスト環境
CPU Intel「Core i7-9700K」
(8コア/8スレッド、3.6~3.9GHz)
マザーボード GIGABYET「Z390 DESIGNARE」
(Z390チップセット、ATX)
メモリー G.Skill「Trident Z RGB F4-3200C16D-16GTZR」
(DDR4-3200 8GB×2枚)
ビデオカード ASRock「Radeon RX 5700 Challenger D 8G OC」
(Radeon RX 5700、GDDR6 8GB)
SSD Samsung「SSD 970 EVO 500GB(MZ-V7E500B/IT)」
(M.2、500GB、NVMe PCIe 3.0×4)
SSD Western Digital「WD Blue SN550 NVMe SSD 1TB(WDS100T2B0C)」
(M.2、1TB、NVMe PCIe 3.0×4)
電源ユニット Seasonic「SSR-750FX」(750W、80PLUS GOLD)
OS Microsoft「Windows 10 Home November 2019 Update 64bit」

2GB/secオーバーのリード・ライト性能を発揮

 ストレージベンチマークの定番「CrystalDiskMark 7.0.0f」、「ATTO Disk Benchmark 4.01.0f1」でパフォーマンスを見ていこう。

 まずはCrystalDiskMarkをテストサイズ1GiBと64GiBで実行した際の結果だ。WDS100T2B0Cは、2000MB/secオーバーのシーケンシャル性能を発揮し、リード2452MB/sec、ライト2012MB/secと、公称値を超える数値を出している。ランダム4K Q32T16のリード・ライトも優秀と言え、リード1730MB/sec、ライト1308MB/secになっている。なお、64GiBで若干アクセス速度の低下が見られたが、十分高速だ。

WDS100T2B0CのCrystalDiskMark。テストデータ1GiB

WDS100T2B0CのCrystalDiskMark。テストデータ64GiB

 ATTO Disk BenchmarkではI/Oサイズ1MBから、リード2.2GB/sec前後、ライト1.8GB/sec前後のシーケンシャルアクセス性能を安定して発揮している。

WDS100T2B0CのATTO Disk Benchmark結果

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