WD Blue SN550のパフォーマンスをチェック
ここからは用意したPCに「WD Blue SN550 NVMe」1TBモデルの「WDS100T2B0C」を搭載して、そのパフォーマンスを見ていくことにしよう。
テスト環境 | |
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CPU | Intel「Core i7-9700K」 (8コア/8スレッド、3.6~3.9GHz) |
マザーボード | GIGABYET「Z390 DESIGNARE」 (Z390チップセット、ATX) |
メモリー | G.Skill「Trident Z RGB F4-3200C16D-16GTZR」 (DDR4-3200 8GB×2枚) |
ビデオカード | ASRock「Radeon RX 5700 Challenger D 8G OC」 (Radeon RX 5700、GDDR6 8GB) |
SSD | Samsung「SSD 970 EVO 500GB(MZ-V7E500B/IT)」 (M.2、500GB、NVMe PCIe 3.0×4) |
SSD | Western Digital「WD Blue SN550 NVMe SSD 1TB(WDS100T2B0C)」 (M.2、1TB、NVMe PCIe 3.0×4) |
電源ユニット | Seasonic「SSR-750FX」(750W、80PLUS GOLD) |
OS | Microsoft「Windows 10 Home November 2019 Update 64bit」 |
2GB/secオーバーのリード・ライト性能を発揮
ストレージベンチマークの定番「CrystalDiskMark 7.0.0f」、「ATTO Disk Benchmark 4.01.0f1」でパフォーマンスを見ていこう。
まずはCrystalDiskMarkをテストサイズ1GiBと64GiBで実行した際の結果だ。WDS100T2B0Cは、2000MB/secオーバーのシーケンシャル性能を発揮し、リード2452MB/sec、ライト2012MB/secと、公称値を超える数値を出している。ランダム4K Q32T16のリード・ライトも優秀と言え、リード1730MB/sec、ライト1308MB/secになっている。なお、64GiBで若干アクセス速度の低下が見られたが、十分高速だ。
ATTO Disk BenchmarkではI/Oサイズ1MBから、リード2.2GB/sec前後、ライト1.8GB/sec前後のシーケンシャルアクセス性能を安定して発揮している。
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