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T教授の「戦略的衝動買い」 第559回

24時間クラウド録画無料・180度広角Wi-Fiネットカメラ「SpotCam Pano」を衝動買い

2019年12月06日 12時00分更新

文● T教授、撮影●T教授、編集●ASCII

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SpotCam Panoを昨今流行りのスマートスピーカーと連携することも簡単だ。まずはSpotCamのウェブから「Amazon Alexaに接続」を選択する

続いてSpotCamスキルを取得して有効にする

スマートスピーカーとの連携も可能

 最後に、レガシー大好きな筆者的にはそれほど興味をそそられる内容ではないのだが、昨今、この手のアイテムのセールストークの最後は、いつも「スマートスピーカーに繋がります!」例の「アレクサ何とかして!」だ。

スマカメVアカウントにログインしてAmazon AlexaとSpotCam Panoの接続を許可する

正常にリンクされたら、スマホのAlexaアプリで新規デバイスの存在を確認する

 今回ご紹介のSpotCam PanoももちろんGoogle HomeでもAmazon Echoでも問題なく接続連携できる。残念ながら筆者宅ではGoogle対Amazonのスマートスピーカーの稼働比率は、1対5と圧倒的なアマゾンワールドなので、今回も試してみたのは筆者の寝室に設置しているAmazonプライムビデオ再生専用機のようになってしまっているAmazon Echo Showだ。

まずはスマホでもSpotCamスキルの有効化を行なう

 接続方法は極めて簡単だ。SpotCamのウェブサイトから「Amazon Alexaに接続」を選択。続いての画面でSpotCamスキルを有効にする。そしてカメラのアカウントにログインして「接続を許可」。スマホ上のAlexaアプリに入って、新しく加わったSpotCamデバイスを見つけて設定するだけで終了だ。あとは「Alexa!カメラを見せて」と言えば、ほんのしばらくインターバルはあるが、筆者のEcho show上に今現在SpotCam Panoが撮影している動画を見ることができる。

設定をタップすれば、スキルが有効化される

Alexaアプリのデバイスのページで「カメラ」をチェックする

期待通りデバイスとしてSpotCam Panoが見つかった

全ての設定が順調だったが、なぜか筆者のEcho showの言語設定がEnglishに変更されてしまって日本語を受け付けなくなったので「アレクサ!、カメラを見せて」が通じない

 このように同じネットワーク下にあれば、Echo showに声がけしてSpotCam Panoの見ている現在の様子をオンデマンドで知ることができるが、筆者が便利だと思ったのは、Windows10環境で原稿を書いている最中にも、デスクトップ画面右下のお知らせエリアにアラート条件に合致した状況があれば現在の写真と共にお知らせが来ることだ。

言語を日本語に戻して、「アレクサ!、カメラを見せて」と言うと少しのインターバルの後、リビングに放置したSpotCam Panoの見ている映像が無事送られてきた

自室のWindows 10環境で今回の原稿を書いている間も、リビングに居る家族の動きが動作検知に引っかかり写真付きのアラートがお知らせで届き、Windowsデスクトップの右下端にちくいち表示される

 1階の店舗と2階のオフィスや自宅、子供部屋と書斎、寝室など、そういうシチュエーションは極めて多いだろう。またSpotCam Panoは極めて軽量かつコンパクトなので、Wi-Fiの届く範囲なら何処にでも持っていけることがうれしい。最近では、出かける前にワンコの寝床にフォーカスしてSpotCam Panoを設置している。

コンパクトで綺麗な映像の撮れるSpotCam Panoは、屋内でも必要な時に必要な場所に設置して、いつでもどこからでも自由に遠隔から見守れるクラウドストレージ対応のミニマムベスト商品だ

 今回は少し時間と気力がなくてテスト出来なかったが、メーカーの想定外の使い方として、マイクもスピーカーも搭載しているSpotCam Panoと大容量のUSBモバイルバッテリー、そしてWi-Fiモバイルルータを全部アウトドアに持って出て「移動テレビ局ごっこ」でもして遊んでみたい。


T教授

今回の衝動買い

アイテム:「SpotCam Pano(プラネックス)
・購入:Murauchi.com
・価格:1万3800円


T教授

 日本IBM社でThinkPadのブランド戦略や製品企画を担当。国立大芸術文化学部教授に転職するも1年で迷走。現在はパートタイマーで、熱中小学校 用務員。「他力創発」をエンジンとする「Thinking Power Project」の商品企画員であり、衝動買いの達人。

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