スマートスピーカーとの連携も可能
最後に、レガシー大好きな筆者的にはそれほど興味をそそられる内容ではないのだが、昨今、この手のアイテムのセールストークの最後は、いつも「スマートスピーカーに繋がります!」例の「アレクサ何とかして!」だ。
今回ご紹介のSpotCam PanoももちろんGoogle HomeでもAmazon Echoでも問題なく接続連携できる。残念ながら筆者宅ではGoogle対Amazonのスマートスピーカーの稼働比率は、1対5と圧倒的なアマゾンワールドなので、今回も試してみたのは筆者の寝室に設置しているAmazonプライムビデオ再生専用機のようになってしまっているAmazon Echo Showだ。
接続方法は極めて簡単だ。SpotCamのウェブサイトから「Amazon Alexaに接続」を選択。続いての画面でSpotCamスキルを有効にする。そしてカメラのアカウントにログインして「接続を許可」。スマホ上のAlexaアプリに入って、新しく加わったSpotCamデバイスを見つけて設定するだけで終了だ。あとは「Alexa!カメラを見せて」と言えば、ほんのしばらくインターバルはあるが、筆者のEcho show上に今現在SpotCam Panoが撮影している動画を見ることができる。
このように同じネットワーク下にあれば、Echo showに声がけしてSpotCam Panoの見ている現在の様子をオンデマンドで知ることができるが、筆者が便利だと思ったのは、Windows10環境で原稿を書いている最中にも、デスクトップ画面右下のお知らせエリアにアラート条件に合致した状況があれば現在の写真と共にお知らせが来ることだ。
1階の店舗と2階のオフィスや自宅、子供部屋と書斎、寝室など、そういうシチュエーションは極めて多いだろう。またSpotCam Panoは極めて軽量かつコンパクトなので、Wi-Fiの届く範囲なら何処にでも持っていけることがうれしい。最近では、出かける前にワンコの寝床にフォーカスしてSpotCam Panoを設置している。
今回は少し時間と気力がなくてテスト出来なかったが、メーカーの想定外の使い方として、マイクもスピーカーも搭載しているSpotCam Panoと大容量のUSBモバイルバッテリー、そしてWi-Fiモバイルルータを全部アウトドアに持って出て「移動テレビ局ごっこ」でもして遊んでみたい。
今回の衝動買い
アイテム:「SpotCam Pano(プラネックス)」
・購入:Murauchi.com
・価格:1万3800円
T教授
日本IBM社でThinkPadのブランド戦略や製品企画を担当。国立大芸術文化学部教授に転職するも1年で迷走。現在はパートタイマーで、熱中小学校 用務員。「他力創発」をエンジンとする「Thinking Power Project」の商品企画員であり、衝動買いの達人。
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