カメラは「ZenFone 6」相当でAI機能も装備
カメラは背面がデュアル仕様で4800万画素(メイン)と1300万画素(広角125度)の組み合わせ。残念ながら時間の関係で作例撮影などはできなかったが、基本的にはASUSから発売されている「ZenFone 6」と同じ仕様とのこと。ZenFone 6と違ってカメラ自体の回転機能はないものの、AIシーン識別機能などを装備し、ポートレートモードなども用意されている。ROG Phone 2はゲーム専用というだけでなく、スマートフォンとして満足のいく写真を撮影できる。
ゲーマー向けに機能や性能を強化
本体底面にはUSB Type-C端子とイヤホンジャックを装備。最近のハイエンドスマホでは、イヤホンジャックを廃し、Bluetoothイヤホンを使うのが一般的だが、ゲームの場合遅延を懸念するユーザーが多いため、イヤホンジャックは必須ともいえる。
また前モデルと同じく、本体左側面にもUSB Type-C端子を搭載している。そのためゲームに多い横位置での使用時に、USBケーブルを挿したままでも邪魔にならない。
Active Cooler IIは装着時に本体左側面のUSB Type-C端子に接続するが、AeroActive Cooler II自体にもUSB Type-C端子とイヤホンジャックが用意されており、おなじく充電可能なだけでなく、有線のイヤホンもプレーの邪魔にならない場所に挿せる。
本体右側面の上部と下部には「Air Trigger II」というタッチセンサーを装備しており、ゲーム中のボタンとしても利用可能。この機能自体は前モデルにも搭載されていたが、今回のモデルでは左右どちらかのボタンをオフにしたり、タップする位置などを調整できるようになっている。こういった機能はゲーム自体で使用が禁止されていたりするケースもあるので、利用するときは注意が必要だが、スマートフォンでもより快適にゲームがプレーできる機能としてはありがたい。
「Air Trigger II」はゲーム使用時だけでなく、通常の利用時にも使用可能。端末を握ることでGoogleアシスタントを呼び出すなどの機能が割り当てられる。
バッテリーは6000mAhとタブレット並みの大容量。3Dゲームなどは処理が重たく電力消費も多いが、これなら充電なしでも長時間遊べるので安心。さらに付属の充電器を使えば10V/3A、最大30Wでの急速充電が可能なため、大容量のバッテリーでも充電時間が短縮できるのもポイントだ。
本体背面には色が変わるイルミネーションのロゴマークも搭載しており、まさにゲーミングマシンといった印象。指紋認証センサーがディスプレー内搭載になっているので、背面に指紋認証センサーがあった前モデルよりもさらにクールなデザインだ。
本気でスマートフォンのゲームに取り組みたいユーザーなら、購入して損はない。そんなモデルに「ROG Phone 2」は仕上がっている。