使い勝手に工夫が見られるトリプルレンズ
iPhone 11 Proには、12メガピクセルのトリプルレンズカメラが搭載されています。メインで使う「広角」と光学2倍で撮れる「望遠」に加えて、新たに120度の視野角で撮影できる「超広角」が追加されました。
筆者は、HAWEI Mate 20 ProやGalaxy S10など、すでにトリプルカメラを搭載する機種を持っていて、超広角撮影を楽しんでいます。なので、iPhoneが超広角で撮れるようになったからといって、驚きも感動もなかったのですが、それでもやはり、表現の幅が広がるのは楽しいものです。iPhone 11 Proを買うと、しばらくは、写真を撮る回数が増えるでしょう。
iPhone 11 Proのトリプルカメラは、カメラの切り替えを意識することなく使えます。3つのレンズは、超広角がF2.4、広角がF1.8、望遠がF2.0と、絞り値が異なります。なので、レンズが切り替わると明るさや色調が変わります。ですが、その変化はほとんど気になりません。超広角から2倍ズーム、さらにデジタル10倍ズームにしても、ほぼ同じ明るさや色で撮影できます。
iPhoneならではのアドバンテージと言えるのが、写真には写らない部分を記録できる機能。たとえば、広角で撮影した場合でも、超広角レンズで捉えた画像が記録されて、あとで傾き補正などの画像編集を行う場合に、その画像を生かせる仕組みです。
この連載の記事
-
第479回
スマホ
祝日本上陸! ライカカメラ搭載「Xiaomi 14 Ultra」ならエモい写真が撮り放題だ -
第478回
スマホ
「Zenfone 11 Ultra」は大型化路線! それは多くのニーズを満たすスマホへの進化 -
第477回
スマホ
ゲーミングスマホの領域を超えた! カメラ性能も大幅強化のASUS「ROG Phone 8」 海外版を一足先にチェック! -
第476回
スマホ
ライカカメラらしい撮影がさらに磨かれた! 「LEITZ PHONE」が3になって再び登場 -
第475回
スマホ
ハッセルブラッドカメラを強化、フラグシップにふさわしい性能のカメラフォン「OnePlus 12」 -
第474回
スマホ
ロレックス風カメラデザインを取り入れたスマホ「realme 12 Pro+ 5G」は高級感あふれる仕上がり -
第473回
スマホ
スリムになったOPPOの主力スマホ「Reno11 Pro 5G」海外版を前モデルと比較レビュー -
第472回
スマホ
OPPOの最新フラグシップ「Find X7 Ultra」はデュアルペリスコの最強カメラスマホ -
第471回
スマホ
4万円以下折りたたみスマホ「Libero Flip」は折りたたみ入門機に最適だが対応バンドの問題も -
第470回
スマホ
背面ライトは健在! 手軽価格の「Nothing Phone (2a)」クイックレビュー -
第469回
スマホ
日本初上陸のnubiaの縦折りスマホ「nubia Flip 5G」レビュー! 安くて手軽に使える折りたたみ - この連載の一覧へ