このページの本文へ

前へ 1 2 3 4 5 次へ

業界人の《ことば》から第364回

シャープ新会社設立でAmazonやGoogleとの競争も視野に

2019年10月18日 09時00分更新

文● 大河原克行、編集● ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

今回のことば

「シャープは、スマートライフのプラットフォーマーを目指す。AmazonやGoogleとは競争する部分もあるが、スマートライフの追求においてはシャープが補完できる部分がある」(AIoTクラウドの赤羽良介社長)

 シャープは、2019年10月1日付けで2つの新会社を設立した。

 ひとつは、COCORO LIFEサービスを提供する株式会社SHARP COCORO LIFE。もうひとつは、シャープのAIoTプラットフォームを他社に活用してもらうための、サービス連携を担う株式会社AIoTクラウドである。

 SHARP COCORO LIFEの会長に就任した長谷川祥典氏は「シャープが目指すスマートライフを実現するには、会員サービスの強化と、他社機器やサービスとの連携拡大を加速することが大切である。2つの会社はその役割を担うことになる」とする。

SHARP COCORO LIFEの長谷川祥典会長

 SHARP COCORO LIFEでは、AIoT技術を生かした特徴的な商品やサービスで、スマートライフの提供を目指す。具体的にはCOCORO KITCHENをはじめとするCOCORO+サービスの提供、利用している製品を一元管理して使いこなしや役立つ情報を提供するCOCORO MEMBERS、スマートライフに役立つソリューションを提供するCOCORO STORE、コールセンターなどを通じてアフターサービスを提供するCOCOROカスタマーサポートの4つの領域から、会員サービス事業を展開し、顧客満足度を高める活動を展開するという。

 一方、AIoTクラウドはプラットフォーム事業およびクラウドソリューション事業を展開。AIoTクラウドの赤羽良介社長は「パートナーのIoT化を支援し、パートナーと一緒に社会問題を解決し、真のスマートライフを実現するのが、AIoTクラウドのミッションとなる。シャープのAIoTプラットフォームを活用することで、モノとサービスとヒトをつなげ、社会課題や生活課題を解決し、安心、快適、充実をもたらすことを目指す」とする。

 AIoTクラウドの赤羽良介社長はソニー出身で、VAIOのモノづくりに長年携わったほか、同事業を総括。VAIOでは副社長やフェローを務めた。2019年4月のシャープ入りは業界内では話題となった。

 赤羽社長は、AIoTクラウドの事業の柱となるシャープのAIoTプラットフォームには4つの特徴があるとする。

前へ 1 2 3 4 5 次へ

この連載の記事
最新記事
最新記事

アスキー・ビジネスセレクション

ASCII.jp ビジネスヘッドライン

ピックアップ