オープンソースへの姿勢を変える
ゲルシンガーCEOも「約5年前のVMwareは、オープンソースコミュニティーからの評判が悪く、我々もオープンソースのプロジェクトに積極的に関わってきたわけではなかった。仮にプロジェクトに関わっても、貢献するよりも利用してきた側面が強かった。むしろ、プロプラエタリのインフラを提供するリーダーだとも言われていた」としながらも、
「この数年、オープンソースのコミュニティーに積極的に参加し、プロジェクトにも参加するようになってきた。そのなかでHeptoicを買収し、VMwareのオープンソーステクノロジーへの取り組みを加速させることができるようになった。
これからのVMwareは、最もオープンソースにフレンドリーな会社として、エンタープライズ分野で捉えられるようになりたいと思っており、オープンソースに対して、正しいことをする会社だと捉えてもらいたいと考えている」とする。
そして「全世界のVM(バーチャルマシン)を、Kubernetesフレンドリーにできるベンダーは、唯一VMwareだけである。KubernetesとvSphereをシームレスに統合できるのは、我々の大きな差別化要素になる。そして、オンプレミスではリーダーシップがあり、中立的なマルチクラウドパートナーとしての信頼もある。最も優れた戦略があり、それを実行することができる」とし、
「デベロッパーとオペレーターの間に存在したギャップがある。その橋掛けの役割を果たすのがVMwareになる」と語る。
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