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IFA 2019レポート 第18回

Xperia 5とXperia 1の違いをチェック! Xperia 1にはない機能も多い

2019年09月09日 12時00分更新

文● 中山智 編集●ASCII編集部

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  IFA 2019のプレスカンファレンスで発表された、ソニーモバイルの「Xperia 5」。先に発売されている「Xperia 1」よりもひと回り小型ながら、プロセッサーやメモリーは同じとパワフルさがポイント。そこでIFAのソニーブースで展示されているXperia 5と筆者が購入したドコモ版の「Xperia 1(SO-03L)」と比較した。

ソニーモバイルの最新スマートフォン「Xperia 5」

 まずはXperia 5のスペックをもう一度確認。Xperia 1と比較すると、下記のようになっている。

  Xperia 5(グローバル版) Xperia 1(参考、国内版)
ディスプレー 6.1型有機EL(21:9) 6.5型有機EL(21:9)
画面解像度 1080×2520ドット 1644×3840ドット
サイズ 約68×158×8.2mm 約72×167×8.2mm
重量 約164g 約178g
CPU Snapdragon 855 2.8GHz+2.4GHz
+1.7GHz(オクタコア)
Snapdragon 855 2.8GHz+2.4GHz
+1.7GHz(オクタコア)
メモリー 6GB 6GB
内蔵ストレージ 64/128GB 64GB
外部メモリー microSDXC(最大512GB) microSDXC(最大512GB)
OS Android 9 Android 9
カメラ画素数 アウト:約1220万画素(F値1.6)
+約1220万(望遠、F値2.4)
+約1220万(超広角、F値2.4)
/イン:約800万画素
アウト:約1220万画素(F値1.6)
+約1220万(望遠、F値2.4)
+約1220万(超広角、F値2.4)
/イン:約800万画素
防水/防塵 IP65/68 IPX5,8/IP6X
バッテリー容量 3140mAh 3200mAh
生体認証 ○(指紋) ○(指紋)
USB端子 Type-C Type-C
カラバリ ブルー、ブラック、レッド、グレー パープル、ブラック、ホワイト、グレー

 プロセッサーやメモリー、内蔵ストレージといった基本的なスペックは同じ。大きく違うのはディスプレーで、どちらも有機ELパネルなのは変わらないが、Xperia 1が6.5型に対して、Xperia 5は6.1型。解像度もXperia 1が4K相当の1644×3840ドットに対して、Xperia 5は1080×2520ドット。そのため全体の大きさとしては厚さはかわらないものの、横幅は4mm、高さは9mmほどサイズダウンしている。

左がXperia 1で右がXperia5

本体背面もデザインは似ているが、カメラ位置は変わっている

Xperia 5は本体左側面にSIMを装着するトレーを配置

本体右側面。音量ボタンなどの配置は同じ

 ディスプレーが小さくなったことで、映像やゲームを楽しむ際には物足りないが、手に持った際の片手操作で親指の届く範囲が広くなっており、操作感はXperia 5のほうが上。操作性にプライオリティーを置いてスマートフォンを選ぶユーザーなら、Xperia 5のほうがしっくりきそうだ。

 また本体が小型化していても、バッテリー容量は国内版のXperia 1と比べると60mAhしか少なくなっていない。ただしグローバル版のXperia 1はバッテリー容量が3330mAhで、国内版とは表記の仕様が違うため、グローバル版と比較すると190mAh減となる。それでもディスプレーサイズや解像度も下がっているため、バッテリーの持続時間に関してはあまり差がなさそうだ。

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