コスト競争力は世界トップレベル
神門社長は同社が設立された際に、第1期生として入社。6代目社長ではあるが、同社初の生え抜き社長だ。入社から5年間は、生産現場に立ち、パソコンを組み立てた経験を持つ。
「パソコン累計生産4000万台の達成という記念すべき節目の日を、こうしてみなさんと一緒に迎えることができ、大変うれしく思う。この出雲の地で29年間という長きにわたり、モノづくりを続けてこられたのは、変化に柔軟に対応し、たゆまぬ改善を積み重ねながら、常に変化し続けることができたからだと確信している」と、自らの体験をもとに振り返る。
富士通クライアントコンピューティングの齋藤邦彰社長も「いま、島根富士通が持っているコスト競争力は、世界でもトップレベルにある。品質でも、コストでも戦うことができ、ベストフィットというキーワードで、ひとりひとりのお客様が望むものを提供できる」と、島根富士通の強みを訴求。「諸先輩の意志を継いで、ひとりひとりが毎日努力を積み重ねてきた結果である」と評価してみせた。
神門社長は「今回の記念すべき累計生産4000万台の達成は、さらなる成長へ向けた通過点と位置づけ、我々が目指す、自動化とICTを融合した次世代ものづくりを実現し、次の5000万台、6000万台に向けて、これからも全社一丸となって挑戦していこう」と、同社の社員に呼び掛けた。
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