各種ベンチマークテストを実施してパフォーマンスをチェック
税別10万円台でi7+1050 Ti、結構しっかり遊べる15.6型ゲーミングノートPC (3/3)
2019年06月26日 09時00分更新
高スペックなゲームも十分楽しめる
つづいて、ゲーム系のベンチマークもいくつか試してみた。まず、「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト」は次のようになった。
ドラゴンクエストX ベンチマークソフト スコア | |||
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グラフィック設定 | 解像度 | スコア | 評価 |
低品質 | 1920×1080ドット | 18193 | すごく快適 |
標準品質 | 1920×1080ドット | 16969 | すごく快適 |
最高品質 | 1920×1080ドット | 16427 | すごく快適 |
同様に「FINAL FANTASY XIV: 紅蓮の解放者(リベレーター)」も試してみた。
FINAL FANTASY XIV: 紅蓮の解放者(リベレーター) | |||
---|---|---|---|
解像度 | 品質 | スコア | 評価 |
1920×1080 | 標準品質(ノートPC) | 12231 | 非常に快適 |
1920×1080 | 高品質(ノートPC) | 10427 | 非常に快適 |
1920×1080 | 最高品質 | 7586 | 非常に快適 |
スコアを見てわかるように、DirectX 11対応の「FINAL FANTASY XIV: 紅蓮の解放者(リベレーター)」のフルHD最高品質でも「非常に快適」に遊べるという結果になった。FFXIVくらいのグラフィックスの負荷であれば、十分にゲームを楽しめそうだ。
さらに高いマシンスペックが要求される「FINAL FANTASY XV Windows Edition」でも試してみた。
FINAL FANTASY XV | |||
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解像度 | 品質 | スコア | 評価 |
1920×1080ドット | 軽量品質 | 5012 | やや快適 |
1920×1080ドット | 標準品質 | 3983 | 普通 |
1920×1080ドット | 高品質 | 2662 | やや重い |
「FINAL FANTASY XV Windows Edition」のスコアは6000以上が快適に動作する目安とされているので、軽量品質でもちょっと厳しめ。実際、ところどころで動きがカクついてぎこちない場面があった。もっとも解像度や品質を落とせば快適にプレーできるので、画質にこだわりがなければ十分楽しめそうだ。
デザインとコスパのよさが魅力的のゲーミングノートパソコン
パッと見ではゲーミングノートパソコンとは気づかないほどカジュアルなデザインのDell G3 15。スリムな外観に似合わずCPUやグラフィックスなどの性能は高めで、パソコンでゲームを楽しみたいけれど、ゴツいマシンはちょっとハードルが高いと感じていた人に強くアピールしそうだ。
価格的にもハードルは低めで、直販サイトではプラチナモデルが12万980円(税込、以下同)、プレミアムモデルが10万4980円で販売されている。性能を考えればこれでも十分魅力的な価格だが、キャンペーンが実施されており、15%オフのクーポン適用によりそれぞれ10万413円、8万9233円(6月26日現在)とお得な価格で購入可能となっている。
「ゲーミングノートパソコンがほしいけれどデザインや価格がネック」と感じていたライトゲーマーや、グラフィックス性能の高いノートを探している一般ユーザーには、ぜひ注目してほしい製品だ。
試用機の主なスペック | |
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機種名 | Dell G3 15 プラチナ(GTX 1050 Ti搭載) |
CPU | Core i7-8750H(最大4.1GHz) |
グラフィックス | GeForce GTX 1050 Ti(4GB GDDR5) |
メモリー | 8GB |
ストレージ | 1TB HDD+128GB SSD |
光学ドライブ | ー |
ディスプレー | 15.6型ワイド(1920×1080ドット) |
通信規格 | 有線LAN(1000BASE-T)、無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)+ Bluetooth 5.0 |
インターフェース | USB 3.1×2、USB 2.0、HDMI 2.0、有線LAN端子(10/100/1000イーサネット)、ヘッドホン/マイク、2-in-1 SD/MicroMediaカードスロット |
OS | Windows 10 Home(64bit) |