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駆動時間は約8時間強で安心してモバイルできる

3万円台11.6型ノートPC、コンパクト筐体でもキーボードなど使い勝手良好 (2/2)

2019年06月19日 09時00分更新

文● MOVIEW 清水、編集●八尋/ASCII

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約8時間は使えるので、安心してモバイルできる

 セカンドマシンとして外へ持ち出すことを前提にすると気になるのはバッテリーの保ち時間だ。Inspiron 11 3000に付属してくるACアダプターは軽めのタイプで、大きさもそれほどかさばらないが、可能であればACアダプターを持って歩かなくても必要な時間稼働してくれるのが望ましい。そこで、BBenchを使って、フル充電からのバッテリー稼働時間を調べみた。

BBenchで残り14%になるまでの時間を調べた結果

 フル充電から残り14%になるまでに掛かった時間は、約8時間強。残り14%あるので、完全に使えなくなるまでにはさらに1時間以上かかるだろう。使う環境や、使うソフトによって使える時間は変わると思われるが、このくらい長く使えるのであればACアダプターを持たずに外へ持って出ても問題ないだろう。帰社後、あるいは帰宅後に再度充電するまでに9時間以上かかるような出張であれば難しいが、外でノートパソコンを使う、打ち合わせに持っていくといった使い方ならバッテリー切れで困ることはほぼないだろう。

 Inspiron 11 3000のスペックは前回紹介したが、再度おさらいしておこう。CPU-Zを用いた結果は下記のとおり。

Inspiron 11 3000のCPU

メモリー

グラフィックス

 Windowsマシンとしての快適さを測るWIN SCORE SHAREで計測してみたところ、CPUは8.0と高いスコアが出ているが、メモリやGPUが5ポイント台となっていて低めだ。ストレージもSSDではなくeMMCのため、6.6ポイントとなっているが、HDDに比べれば早い速度となっている。

WIN SCORE SHAREの結果

 ストレージは、CrystalDiskMarkを使って度を計測してみたところ、SSDほどではないが、大きくストレスのかかる速度でないことがわかった。実際に大きなファイルのコピーなどを行なってみたところ、やはりSSDと比べると遅く感じるものの、重くてどうしようもないという感じではなかった。

CrystalDiskMarkの計測結果

 次回は、グラフィックス性能なども含め、ベンチマークなどを行なってInspiron 11 3000の実力を測ってみる。

試用機の主なスペック
機種名 Inspiron 11 3000
CPU AMD A6-9220e
グラフィックス Radeon R4 グラフィックス
メモリー 4GB
ストレージ 64GB eMMC
ディプレー 11.6型アンチグレアLEDバックライトディスプレー(解像度1366×768ドット)
内蔵ドライブ
通信規格 無線LAN(IEEE 802.11b/g/n)、Bluetooth 4.0
インターフェース USB 3.1 Gen1端子、USB 2.0端子、オーディオジャック、microSDカードスロット、HDMI出力端子
サイズ/重量 およそ幅292×奥行196×高さ20.8mm/約1.154g
OS Windows 10 Home(64bit)

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