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ベンチマークで性能をチェック

Core i3にNVMe SSD、リーズナブルだがポイントおさえた15.6型ノートPC

2019年06月01日 10時00分更新

文● 山口優 編集●八尋/ASCII

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デルの「New Vostro 15 5000」

 アルミ素材を採用した高級感あるデザインや、スリムベゼルによる没入感の高いディスプレー、豊富なインターフェイスが魅力的なデルの「New Vostro 15 5000」(関連記事)。第8世代のCoreプロセッサーを搭載するなど基本性能も高いが、はたしてどのくらいのパフォーマンスがあるのだろうか。今回はベンチマーク結果を交えながら、その気になる性能をチェックしていこう。

 New Vostro 15 5000は、搭載するCPUやグラフィックスの違いによって「ベーシック」「プレミアム」「プラチナ」の3モデルに分けることができる。各モデルのCPUとグラフィックスは次の表の通りだ。

New Vostro 15 5000モデル別スペック
モデル ベーシック プレミアム プラチナ
CPU Core i3-8145U(2.10GHz/最大3.90GHz) Core i5-8265U(1.60GHz/最大3.90GHz) Core i7-8565U(1.80GHz/最大4.60GHz)
グラフィックス インテル UHD グラフィックス 620 インテル UHD グラフィックス 620 GeForce MX130

 いずれも第8世代Coreプロセッサーを搭載しているが、ベーシックモデルが採用するCore i3-8145Uのみ2コア/4スレッドで、ほかはすべて4コア/8スレッド。価格を見るとベーシックモデルはPCIe NVMe SSDを搭載しながら、ウェブ通販サイトでクーポンを利用すると7万2338円(6月1日現在)からと非常に魅力的だが、パフォーマンス面で問題はないのだろうか?

リーズナブルでもポイントはしっかり抑えたスペック

 今回は、ベンチマークソフトを実行して、ベーシックのパフォーマンスをチェックしてみた。CPUとGPU以外のスペックは、メモリーが4GB(DDR4、2666MHz)、ストレージが128GB SSD(M.2 PCIe NVMe)となっている。

CPUは2コア/4スレッドの第8世代Core i3-8145Uが搭載されている

 まず、Windows 10のシステム評価ツール「WinSAT.exe」では、スコアを見ると「プロセッサ」が8.9、「SSD」が8.3というスコアで、その性能の高さをうかがいしることができる。「メモリ」は搭載容量が4GBのためスコアは5.9で頭打ちになってしまっているが、高速なDDR4-2666を採用しているので実際の使用時に性能不足を感じることはほとんどないはずだ。

WinSATの結果

 続いて、「CINEBENCH R15」を試したところ、CPUのマルチコアが345cb、シングルコアが154cbというスコアになった。これは旧世代のCore i5-7200Uと同等か少し超えるくらいの性能。普段使いには十分すぎるパフォーマンスを持っているとはいえそうだ。

CINEBENCH R15では、CPUのマルチコアが345cbとなった

 マシンの総合的なパフォーマンスを見るため、「PCMaark 8」を実行してみたところ、下図のようにスコアが3443となった。また、「PCMark 10」では、3201というスコアになった。

PCMark 8 Home Acceleratedの結果
PCMark 10の結果

 PCMark 10のスコアの詳細を見ると、マシンの基本性能を示す「Essentials」で7231、ビジネスアプリの性能を示す「Productivity」で5255と、いずれも快適さの目安となる3000を大きく超えている。ウェブブラウジングやメール、ビジネス文書作成のような日常的な使い方なら、ストレスを感じることなく快適にこなせるだろう。クリエイティブ系アプリの性能を示す「Digital Content Creation」は2344と若干振るわない結果になったが、ちょっとした写真のレタッチ程度ならもたつきを感じることなく使用することは可能だった。

GPUは、統合型グラフィックスのインテル UHD グラフィックス 620が搭載されている

 続いて、グラフィックス性能もチェックして見た。まず、「3DMark」を試してみたところ、次の結果になった。

3DMarkでは、Sky Diverで3421というスコアになった
3DMarkのスコア
Fire Strike 779
Sky Diver 3421
Cloud Gate 5784

 ミドルレンジPC向けのテスト「Sky Diver」は3421、「Cloud Gate」が5784という結果。同じインテル UHD グラフィックス 620を搭載する同クラスのノートパソコンと比べると少し低めのスコアだが、これは今回試したモデルのメモリー搭載容量が4GBと少なめなのも一因と考えられる(CPU内蔵グラフィックスの場合はメインメモリの一部をVRAMとして使用するため)。

 このほかゲーム系のベンチマークもいくつか試してみた。まず、「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト」は次のようになった。

ドラゴンクエストX ベンチマークソフトの結果
ドラゴンクエストX ベンチマークソフト スコア
グラフィック設定 解像度 スコア 評価
低品質 1920×1080ドット 3976 普通
標準品質 1920×1080ドット 3483 普通
最高品質 1920×1080ドット 2754 やや重い

 同様に「FINAL FANTASY XIV: 新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編」も試してみた。

FINAL FANTASY XIV: 新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編の結果
FINAL FANTASY XIV: 新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編
解像度 品質 スコア 評価
1920×1080ドット 標準品質(ノートPC) 2086 普通
1920×1080ドット 高品質(ノートPC) 1163 設定変更が必要
1920×1080ドット 最高品質 900 動作困難

 いずれも、フルHDだと標準品質でもカクついてキャラクターの動きが少しぎこちなくなってしまう。本製品のようなビジネスノートでゲームをする場面はあまりないと思うが、より快適に楽しみたいなら内蔵GPUの2倍程度高速なGeForce MX130を搭載したプラチナモデルを検討した方がよいだろう。

CrystalDiskMarkでは、シーケンシャルリードが1200MB/秒前後と高速だった

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