COMPUTEX TAIPEI 2019レポート

世界初、GIGABYTEがPCIe 4.0対応SSDを公開

文●ドリル北村/ASCII編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 GIGABYTEは28日、COMPUTEX TAIPEI 2019に合わせて台北市内で記者発表会を実施。PCI Express 4.0に対応したSSDを発表した。GIGABYTEによると世界初のPCI Express 4.0対応SSDになるという。

 報道陣に公開したSSDの1つが「AORUS NVMe Gen4 SSD」だ。Phison製コントローラー「PS5016-E16」と、東芝製の96層3D NANDフラッシュ「BiCS4」を採用する。

 容量は2TBと1TBで、予価は2TBモデルが500ドル、1TBモデルが270ドル。なお、発表されたのは2TBと1TBだが、500GB(145ドル)もラインナップされている。

6月末発売予定の「AORUS NVMe Gen4 SSD」。発熱はどれくらいのなのか気になるところだ

SSDの基板両面を銅製ヒートシンクで挟み込む構造

Phison製コントローラー「PS5016-E16」を採用する

NANDフラッシュは東芝製の「BiCS4」

転送速度はシーケンシャルリードが5000MB/秒、シーケンシャルライトが4400MB/秒

実機でも同様の数値を叩き出していた

 もう1つのPCI Express 4.0対応SSDが「AORUS AIC Gen4 SSD 8TB」だ。「AORUS NVMe Gen4 SSD」の2TBモデルを4枚搭載してRAID 0を構築するライザーカードで、転送速度(シーケンシャルリード/ライト)が1万5000MB/秒を超える超速SSDとなっている。

PCI Express x16形状のSSD「AORUS AIC Gen4 SSD 8TB」。発売日と価格は未定

カードの内部に「AORUS NVMe Gen4 SSD」を4枚搭載し、RAID 0を構築している

X570マザーに取り付けた状態

PCI Express 3.0と比較すると約4倍の転送速度を誇る

第3世代RyzenとX570マザーを使用した実機でもその速度を確認できた

 なお、PCI Express 4.p0に対応したマザーボードはまだ発売されていない。最初の対応製品となるのは第3世代RyzenをサポートするX570チップセット搭載マザーとなる。

※お詫びと訂正:記事初出時、写真のキャプションの一部に誤りがありました。記事を訂正してお詫びします。(2019年6月7日)

【関連サイト】

過去記事アーカイブ

2024年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
2023年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2022年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2021年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2020年
01月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2019年
01月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
11月
12月
2017年
08月
2015年
04月
09月
2014年
10月
2010年
01月
02月