XperiaからWALKMANまで! ソニー好きのソニー製品徹底レビュー 第33回
デュアルリスニングで1万円切り! ワイヤレスイヤフォン「SBH82D」レビュー
2019年06月03日 10時00分更新
多種多様で魅力的なガジェットをリリースするソニー。そんなソニー製品をXperiaを中心に、ITライターのジャイアン鈴木氏がレビューします。今回はソニーのオープンイヤーワイヤレスステレオヘッドセット「SBH82D」を紹介します。
常にお気に入りの音楽に包まれていたいけど、家族や同僚、友人とのコミュニケーションも大事! という方にオススメなのが、6月8日に発売されるソニーのオープンイヤーワイヤレスステレオヘッドセット「SBH82D」です。
音楽などを聴きながら、周囲の音も同時に聞くというリスニング体験を可能にしているのがソニー独自の音導管設計。イヤピース中央には穴が開いており、ドライバーユニットからの音を音導管を通して鼓膜に届けます。この構造によってプレーヤーなどからの音と、周囲の音をブレンドしているわけですね。
音導管設計は元々、左右独立型ワイヤレスオープンイヤーステレオヘッドセット「Xperia Ear Duo」で採用されており、「SBH82D」は位置づけ的にはそのエントリーモデルということになります。
「SBH82D」には、「Xperia Ear Duo」が採用している各種情報を能動的に読み上げてくれる「デイリーアシスト機能」などは搭載されていません。しかしマルチファンクションキー長押しでGoogleアシスタントやSiriを起動できるので、それで十分という方も多いのでは?
「Xperia Ear Duo」は長時間装着していても疲れが少ないということも売りにしていましたが、「SBH82D」はイヤフォン部分がコンパクト&軽量なので、安価ながら装着感は上だと感じました。音はまあ、「SBH82D」も「Xperia Ear Duo」もそれなりです。音楽と周囲の音をブレンドするのですから、音楽に没入するというより、音楽にひたるためのイヤフォンなのだと思います。
過去記事のように、いつもSAOのアスナちゃんと一緒にいたいというのなら「Xperia Ear Duo」一択ですが、あくまでもデュアルリスニングで音楽と会話を楽しみたいという方には「SBH82D」は魅力的な選択肢。音楽と、風、波、街のざわめきが混ざり合う新感覚リスリングをぜひご体験ください。
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