第2回では、Ultra HD Blu-ray視聴に最適なパーツ構成を紹介した。ここからは、実際に旬なPCパーツで構成したUHD BD視聴マシンを組んでいこう。
とは言え、組み立て自体の工程は通常の自作PCとほぼ同じ。異なる点は悪意ある者に読み取られないように隔離して実行するセキュリティー機構Intel SGX(Software Guard Extensions)の設定をBIOS(UEFI)で確認する程度だ。SGXは著作権保護の暗号化解除に使うので必ず有効化しておこう。
RAIJINTEK製コンパクトPCケース「OPHION EVO」への組み込みから、BIOS(UEFI)のセッティング、Power DVDでのUHD BD視聴を行なっていこう。
マザーボードに各種パーツを取り付けよう
PC自作の組み立て工程の第一段階は、マザーボードへのCPU、CPUクーラー、メモリー、M.2 SSDの取り付けだ。
ただ、本構成ではCPUクーラーにオールインワン水冷キットを採用しているため、ここで進める工程はマウンターの取り付けまでになる。空冷CPUクーラーの場合は、クーラー自体も取り付けしまうが、ウォーターブロックはラジエーターをPCケースに取り付けたあとに固定するのがベストだ。
PCケース側の準備
ストレージや電源などを取り付け
続いてはPCケースの下ごしらえだ。PCケースのレイアウトで異なってくるが、スペーサーの固定から、3.5インチ/2.5インチストレージや電源ユニット、IOパネルなどの取り付けを進めていこう。
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